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「コップのフチ子」などユニークなカプセルトイを展開するトイメーカー、奇譚クラブが2016年8月21日まで浦和パルコ(さいたま市)にて10周年記念展を行っている。

これまで発売してきたアイテム3000点以上を眺めながら、同社が創業10年で年60種類以上の商品をリリースするまでに成長した歩みをたどることができる。

所せましと並ぶカプセルトイたち

会場にはカプセルトイの実物が発売年順にずらりと展示されている。ラインナップは超リアルな生物フィギュアから、フチ子をはじめとするオリジナル商品、ムーミンやふなっしーといったキャラクターモノ、美術展覧会とコラボした公式グッズまでなんでもござれ。

奇譚クラブは創業当時ご当地限定キャラクターグッズなどを発売していた。初のカプセルトイ「海洋I」を出したのは2008年12月。緻密な造形と複雑な彩色が人気の「ネイチャーテクニカラー(NTC)」シリーズの第1弾だった。

クオリティを追求するあまりカプセルトイ業界の常識を超えた彩色工程が必要となり、発売当時は赤字からのスタートだったという。その後採算を度外視したハイクオリティな商品の数々が話題を集め、09年に年7種だった商品数は10年で31種、翌11年には60種と爆発的に成長。現在も月5種のペースで新商品をリリースしている。

代表作「コップのフチ子」は12年に誕生した。マンガ家のタナカカツキ氏原案のOL「フチ子」のミニチュアシリーズで、「コップのふちにひっかけて飾る」という斬新な発想がウケた。シリーズ販売累計数は1000万個を超え、現在1200種類ものフチ子が存在する。

会場にはフチ子だけを集めた展示スペースができるほどで、その人気の高さがうかがえる。

大中小あらゆるフチ子が集まるコーナー

ほかにもNTCシリーズを使った壮大なジオラマや、今後発売予定の新商品、タナカカツキ氏直筆の巨大イラストなど奇譚クラブの世界を心行くまで堪能できる展覧会だ。会場限定の10周年記念フチ子や、特別フィギュア付きカタログなどグッズコーナーも充実している。