10日、5人家族が暮らしていた家から腐敗の進んだ父親の遺体が発見されるという不可解な事件が韓国で起こった。写真は韓国・釜山。

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2016年8月10日、韓国・ニュース1などによると、5人家族が暮らしていた家から腐敗の進んだ父親の遺体が発見されるという不可解な事件が韓国で起こった。

9日午後6時23分ごろ、釜山市内にある集合住宅の1階の居間で、この家に住む65歳の男性イさんが死亡しているのをイさんの妻らが発見し警察に通報した。通報を受け出動した警察が遺体を確認したが、腐敗が進んでいたため死因や死亡日時を特定できず、警察は「昨今の暑い天候から考慮し、死後1カ月程度とみられる」と発表した。

遺族らは警察に対し「(イさんは)3人の子どもが仕事もなく結婚もせずに家にばかりいるのを不満に感じていた。また教育を受けていない妻を無視し、3年余り前から同じ家に暮らす家族と話すことも嫌がった」と証言している。普段、イさんの食事は部屋の前に置いておいたが、最近ではイさんが「126歳まで生きられるお祈りをするため断食する」として食事を抜くことが多くなっていたという。

5人が暮らした家には個室が4つあり、イさん、妻、2人の娘、息子がそれぞれ1室ずつを使っていた。警察は国立科学捜査研究院に遺体の解剖を依頼し正確な死因を調べるとしている。

事件の報を受け、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「実に気の毒な話だ。亡くなった父親はどうしてここまで家族から無視されたんだろう?ある日部屋から人けがなくなったらさすがに気になっただろうに」
「宗教にはまって、家族から無視され生きてきたんだろう。家族のことを悪くは言えない。自業自得だ」

「世の中には常識を超える出来事が多い」
「親もおかしいが子もおかしい」
「頑固も過ぎるとこういうことになる」
「126歳まで生きてどうするつもりだったんだろう」

「精神を病んだ父親には関わりたくもない。家族という名のかたきだな」
「おかしな家族だ。いくら仲が悪いにしても臭いがするまで分からなかったのか?」
「『結婚もしないで独り暮らししてると孤独死するぞ』と言ってた人たち、この報道を聞いて何と言うかな?」(翻訳・編集/吉金)