「対戦相手はKOしたが、審判にはかなわず」。先日行われたリオ五輪ボクシング男子49kg級の試合を例えるとするなら、この表現ほど適切なものはないだろう。

写真拡大

「対戦相手はKOしたが、審判にはかなわず」。先日行われたリオ五輪ボクシング男子49キロ級の試合を例えるとするなら、この表現ほど適切なものはないだろう。楚天都市報などが伝えた。

【その他の写真】

■相手選手を「倒した」にもかかわらず、判定は「負け」
試合当日、中国代表の呂斌選手は3ラウンド戦ったが、ケニアのベテラン、ピーター・ムンガイ選手(35)に敗れ、次の試合に勝ち進むことはできなかった。

試合の動画をみると、呂斌は幾度となく相手選手をコーナーに追い詰め、反撃できなくさせており、手を高く上げて歓喜する場面も見られたが、審判による最終判定でムンガイ選手の勝利となった。ムンガイ選手とその選手団は突然の勝利に、一瞬戸惑いを見せながらも歓喜した。

試合後、呂斌は「審判が私の夢を奪った」と胸の内を語った。また、五輪ボクシング種目の元金メダリストの鄒市明氏は、「完全に呂選手が優勢だった。事実を尊重して欲しい。これでは一種の潰し行為だ。公正さを求める」とコメント。

■会場の外国人観戦者も呂斌の味方に
試合後、多くの専門家も今回の試合の最終判定に不満を抱いている。インタビューに応じた多くの外国人観戦客も呂斌に味方し、試合内容から呂斌の勝利であるはずだと訴えていた。アメリカのラジオ解説者は、紛れもなく中国選手の勝利とコメントした。(提供/人民網日本語版・編集TK)