【全国ソウルフード探訪】高知の「チキンナンバン」は謎のソースが味の決め手

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地域密着のコンビニチェーンというものがあります。そんなローカルコンビニが、今でもしっかりと生き残っているのには実は理由があるんです。

高知県内に21店舗(2016年8月現在)を展開する「くいしんぼ如月」。高知県民に愛されているこのローカルコンビニの名物は弁当。中でも、看板メニューである「チキンナンバン」は“いごっそう”や“ハチキン”から熱烈な支持を得ているんです。

タルタルソースとは違う甘めのソースが後を引く!

チキン南蛮と聞いて最初に思い浮かべるのは宮崎ですよね。鶏肉にタルタルソースをかけた、例のアレ。でも、くいしんぼ如月の「チキンナンバン」はちょっと違います。

チキンはいたって普通。薄い衣をつけて揚げられています。問題はそこにかかるソース。くいしんぼ如月のホームページでは、謎の「ピー」という文字で伏せられているので、おそらく秘伝のソースなのでしょう。

さっそく店に行ってみました。

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遠目からでもすぐ分かる、大きな「チキンナンバン」の文字。そしていかにも食いしん坊そうな少年のイラストがナイスです。

店内はいわゆるコンビニに近い形ですが、大手コンビニほど商品は多くありません。レジに向かうと、もうそこは弁当屋さんのそれ。壁にはメニュー表があり、レジ下の棚には弁当のサンプルがズラリ!

食いしん坊は目移りしてしまうほどの豊富なメニュー。浮気しそうになる気持ちを抑えつつ、やはりまずはスタンダードでしょうということで「チキンナンバン」を注文。5分ほど待って出来上がりました。お値段515円。

クルマに戻り、さっそく食べてみます。

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見てください、このメニューの数々。ベーシックな幕の内から、スーパーBIG、そして麺まで。これはもう、弁当屋ですね。弁当屋がやっているコンビニといっても過言ではありません。と思ったら看板が<お弁当&コンビニエンス くいしんぼ如月>となっていました。納得です。

では、オープン!

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おぉこれが噂のチキンナンバン! そして謎のソース! ひと口食べると、甘めのソースと揚げたチキンがうまくマッチして、ご飯が進みます。美味い! チキンの下に敷かれたスパゲッティには油が染み込み、これもおかずになっちゃいます。ちなみに飲み物は、こちらも高知のソウルドリンク「リープル」。高知県民誰もが知っている乳酸菌飲料です。

そういうしているうちに、あっという間に完食。「チキンナンバンBIG」にしておけばよかった…。

シンプルで、なぜか後を引く不思議な弁当「チキンナンバン」。コスパも良くて、地元の人々に愛されているのがよく分かります。カツオもいいけど、高知に行ったらぜひ一度食べてみてください。

くいしんぼ如月 >> http://www.nanban-tabetai.jp/

 

(文/エンドウヒデカズ)