5月にルクセンブルクと共同で小惑星での資源採掘ミッションを発表したディープ・スペース・インダストリーズ。同社は新たに、民間初となる小惑星での資源発掘ミッションを2020年までに行うと発表しました!
 
同社の小惑星探査ミッションは探査機「Prospector-1」によって実施されます。Prospector-1は110ポンド(約50kg)の小さな探査機で、地球付近の小惑星の降り立つことが目標です。ただしこの探査機は実際に地面を掘るわけではなく、まず小惑星のマッピング(地形調査)を行うのです。
 
さらに搭載した光学/赤外線カメラで、小惑星に水や資源がないかを調査します。これについてディープ・スペース・インダストリーズでCEOを務めるDaniel Faber氏は、「豊富な宇宙資源の潜在性を見出し、探査し、分析する能力は我々の惑星にとって極めて大切なことです」と語っています。
 

 
さらに、ディープ・スペース・インダストリーズはルクセンブルクと共同で資源探査機「Prospector-X」を2017年中に打ち上げます。Prospector-Xは地球低軌道にて、ナビシステムや航行システムのテストを行う予定です。
 
これらのProspector探査機の特徴として、その推進システムに「熱い水蒸気」を利用する点があげられます。水蒸気を推進システムに利用する利点は、なによりも小惑星などで水分を見つければ「燃料の再補充」ができることでしょう。このため、Prospector-1では水分の調査も行われるのです。
 
現時点では、Prospector-1が目標とする小惑星はまだ発表されていません。しかしディープ・スペース・インダストリーズは小惑星から水を見つけ、さらには飲水を作ろうという計画もあります。水は人類が生存するためには欠かせない物質ですが、それが宇宙探査でもキーポイントになるのは面白いですね!
 
Image Credit: Deep Space Industries
■First private asteroid mapping mission planned for the end of the decade
http://www.theverge.com/2016/8/11/12438340/deep-space-industries-asteroid-mining-mission-announced?utm_source=rss&utm_medium=rss