中国では、日本に対する蔑称の1つとして「小日本」という言葉がある。日本人からすれば何とも思わない言葉だが、中国語では侮蔑の意味合いとなる言葉であり、今なお反日感情を持つ中国人は日本を「小日本」と呼ぶ場合が多いようだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国では、日本に対する蔑称の1つとして「小日本」という言葉がある。日本人からすれば何とも思わない言葉だが、中国語では侮蔑の意味合いとなる言葉であり、今なお反日感情を持つ中国人は日本を「小日本」と呼ぶ場合が多いようだ。

 だが、中国メディアの今日頭条はこのほど、中国人は「日本を小国と見なしてはならない」と主張する記事を掲載し、日本を正当に評価してこそ、正しい対日戦略を講じることができると論じた。

 記事は、日本の国土が中国に比べて小さいことを指摘したうえで、「中国人はこれまで日本を小日本と呼んできた」とする一方、欧州の英国やフランス、ドイツも領土としては決して大きくないことを指摘。日本だけを小日本として見下すことは矛盾していることを指摘した。

 中国の国土の大きさはロシア連邦、カナダに次ぐ世界3位であり、面積は950万平方キロメートルを超える。一方の日本は37万7972平方キロメートルで世界62位、ドイツとほぼ同程度であることから、領土の大きさだけを理由に日本を小日本と呼ぶのは確かに矛盾している。

 さらに記事は、日本は資源に乏しい国でありながらも世界有数の経済力を持つ国であることを指摘したうえで、小日本と見下したままでは日本について正しい対処ができないと指摘、「日本を上回るには相手を正当に評価したうえで、正しい見方に基いた正しい戦略が必要だ」と論じている。

 記事の内容からは、日本の実力を正しく認識することで「中国の不足している点」や「日本に比べて劣っている点」も正しく認識でき、ひいては日本を全面的に追い越すうえで有利であるとのニュアンスが伝わってくる。中国は国内総生産(GDP)では日本を超えたが、あくまでも総合的な国力としての日本超えを望んでいるようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)