<リオデジャネイロ五輪ゴルフ男子 初日◇11日◇オリンピックゴルフコース(7,128ヤード・パー71)>
 五輪でのゴルフは1904年のセントルイス大会以来112年ぶり。ゴルフをプレーする側もはじめての五輪なら、見る側ももちろんはじめて。初日の競技にはトラブルもやはり少なくなかった。
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 日本勢はいつもとは違う周囲のマナーにリズムを乱された。ゴルフではボールを打つ前にカメラのシャッターを切らないのがお約束だが、それを知らないゴルフとなじみに薄いカメラマンやギャラリーが多く、シャッター音はコース上で何度も鳴り響いた。
 片山晋呉は「バックスイングの途中に何回も写真撮られてね…まぁ知らないからしょうがないし、悪気があるわけではないだろうから」とあきらめ顔。池田勇太も「そこは本当にマナーが悪いですね。気にしないようにやったとしたって、タイミングが悪いときはどうしようもない」と深い息を吐いた。
 2位でホールアウトしたヘンリック・ステンソン(スウェーデン)らも何度も仕切り直しを強いられていたが、そうした環境も受け入れてプレーをするしかない。ゴルフ自体になじみのないブラジルでの開催だけに、割り切る気持ちの強さもメダリストには求められることになりそうだ。
 それでも、この日は6,242人のギャラリーが来場し、各国の国旗をなびかせて大声で声援を送るなど熱狂的なギャラリーが記念すべき1日を大いに盛り上げた。日本代表ヘッドコーチの丸山茂樹も「ブラジルでこんなにギャラリー来てくれるとは想像してなかった。1組に5人くらいかなと…(笑)。PGAツアーの天気の悪い初日くらいいるんじゃないかな」とポジティブに受け止めた。
 トラブルはあれど、この日ゴルフ界が踏み出した五輪での第一歩目は決して小さいものではなさそうだ。

【初日の順位】
1位(-8):マーカス・フレイザー(豪州)
2位T(-5):グラハム・デラート(カナダ)
2位T(-5):ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)
4位T(-4):トーマス・ピータース(ベルギー)
4位T(-4):グレゴリー・ボーディ(フランス)
4位T(-4):アレックス・チェイカ(ドイツ)
4位T(-4):ジャスティン・ローズ(英国)
4位T(-4):ラファエル・カブレラ・ベロ(スペイン)
42位T(+2):バッバ・ワトソン(米国)
50位T(+3):片山晋呉(日本)
50位T(+3):池田勇太(日本)
56位T(+4):リッキー・ファウラー
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