凸版印刷が運営する国内最大級の電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」は、「Shufoo!」を利用する全国の既婚女性3万67名を対象に、2016年度の夏のボーナスに関する意識調査を実施した。ちなみに三菱UFJリサーチ&コンサルティングが4月に実施した「2016年夏のボーナス見通し」調査によると、民間企業(事業所規模5人以上)の2016年夏のボーナス支給額は2年ぶりに増加し、一人当たり平均35万8409円(前年比+0.5%)と予想されている。

2016年度の夏のボーナスに関する意識調査

■主婦の約8割が「家計が苦しい」と回答。半数以上の家庭ではボーナスの恩恵を受けていない!

まずボーナスに関する意識調査にあたって、「Shufoo!」ユーザーに直近1年間の景気について質問。その結果、主婦の約8割が「収入が減少、もしくは変わらない」、また「家計は楽になっていない」と回答し、前年以上に収入が増えず家計が苦しいと感じていることがわかった。さらに、主婦の51%がこの夏は「ボーナスが出る見込みはない」(※業種業態不問)と回答し、半数以上の家庭ではボーナスがないという厳しい実態が浮き彫りになった。

2016年度の夏のボーナスに関する意識調査

■ボーナスの支給見込み額と希望額には大きな差が!現状の少ない支給額に不満の声多数

ボーナスが出る家庭においてでも、ボーナスの支給見込み額と希望額には大差があった。ボーナスの支給見込み額は「20〜30万円未満」が19%と最も多く、次いで「10〜20万円未満」(16%)、「30〜40万円未満」(14%)と続いた。一方で、ボーナスの希望額は「40〜50万円未満」が16%と最も多く、次いで「30〜40万円未満」(15%)、「50〜60万円未満」(15%)と続いた。ボーナスの支給見込み額と希望額には、金額帯ベースで20万円前後の乖離があり、主婦の3人に2人が実際のボーナスの支給見込み額に「不満」であることが明らかになった。

2016年度の夏のボーナスに関する意識調査

■ボーナスの使い道は「貯蓄」「ローン返済」が上位で変わらず。本心は家族の絆を深める消費を希望

次に、ボーナスが出る「Shufoo!」ユーザーに対して、誰のためにボーナスを使うかを聞いたところ、1位は「家族全員」(64%)、2位は「子供」(16%)のために使うと回答。またボーナスの使い道について質問したところ、1位は「貯蓄」(28%)、2位は「ローン・借入金の支払い」(23%)と、昨年度の夏のボーナスに関するアンケート調査結果から変化はなかった。旅行や外食、買い物など全般的に消費は減少傾向にあり、ボーナスを自由に使えない状態が続いていることが判明した。ただ、本心としては「旅行・レジャー」(26%)や「外食」(8%)がしたいと思っており、本当は家族全員で楽しめるお出かけに使いたいと強く感じているとうかがえた。

2016年度の夏のボーナスに関する意識調査

2016年度の夏のボーナスに関する意識調査

さらに約7割の主婦が、ボーナスの使い道を「支給日前に考え始める」と回答したが、昨年度の「Shufoo!」のチラシ閲覧傾向では支給後に増加していることから、買い物などの消費でボーナスを使う場合の具体的な使い道は、支給後に決めていると推測される。

2016年度の夏のボーナスに関する意識調査

■夏休みのためにボーナスを使うのは3人に1人。用途は「国内旅行」が最多

一方で、夏休みのお出かけのためにボーナスを使うかどうか聞いたところ、主婦の約3割のみが「使う」と回答。また用途としては、「国内旅行」が28%と最も多く、次いで「帰省」(13%)と泊りでのお出かけに使う人が多いことがわかった。

2016年度の夏のボーナスに関する意識調査

■ボーナス時期には普段できない“プチ贅沢”をし、自分へのごほうび消費を実践

そんな財布の紐が堅い主婦でも、ボーナス時期には“プチ贅沢”をするか聞いたところ、約4割が「普段はしないが、ボーナス時期はする」と回答。“プチ贅沢”をする理由としては、1位が「自分へのごほうび」(45%)、2位が「ストレス解消」(24%)と、普段がんばっている自分のためにすることが多数であることが判明した。また“プチ贅沢”の用途としては、圧倒的に「外食」(44%)が多く、次いで「食料品・生鮮食品」(16%)、「お菓子・デザート」(15%)と続き、食にまつわる“プチ贅沢”が多いこともわかった。また“プチ贅沢”の消費金額は、「1万〜1万5千円未満」(25%)、「5千円〜7.5千円未満」(21%)の順に多く、高額紙幣を使うと”プチ贅沢”をしたと感じられると推測される。

2016年度の夏のボーナスに関する意識調査2016年度の夏のボーナスに関する意識調査

ボーナスの大部分は貯蓄や家族のために使うことの多いお財布の堅い主婦も、ボーナス時期には普段できない“プチ贅沢”をし、がんばっている自分へのごほうび消費をしていることが明らかになった。

【調査概要】
調査エリア:全国
調査対象者:「シュフーポイント」会員(10代から60代までの女性)
サンプル数:3万67
調査期間:2016年6月6日から12日まで

文/編集部