9日、台湾・聯合報によると、台湾で農家の男性が開いた農作物の無人販売所が数回にわたって盗難被害に遭うという事件が起きた。写真はトマト。

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2016年8月9日、台湾・聯合報によると、台湾で農家の男性が開いた農作物の無人販売所が数回にわたって盗難被害に遭うという事件が起きた。逮捕された容疑者の男は泣きながら反省の弁を口にしている。

農家の遊さんが1カ月ほど前に開いたのは「良心無人野菜店」。消費者は壁に貼られた料金表に基づき料金投入箱に代金を入れる仕組みだが、1週間にたびたび起きた持ち去りで被害金額は1000台湾ドル(約3200円)以上に上った。通報を受けた警察により逮捕された34歳の男は涙を流して「家族に野菜を買って食べさせるだけのお金がなかった。『良心商店』という名前を聞いて無料で野菜を提供してくれる店かと思った」と説明、「私が間違っていました」とすぐに自分の非を謝罪した。

遊さんは現在、商店の壁に自身の連絡先を残しており、「もし家計が苦しくて野菜を買うお金がない場合、連絡をもらえれば無料で提供したいと思う。ただ、窃盗はいけない」とコメント、今回の容疑者を許す考えだが、「二度とこのようなことは起きてほしくない」と語っている。(翻訳・編集/野谷)