牛角が「カレーつけ麺」を開発!辛さは“覚醒”するレベル?!

焼き肉を食べた後、取る行動は人それぞれ。中には、〆として麺類を食べる人もいる。焼き肉チェーンで巧みなブランド展開をはかる「牛角」は、そんな〆の麺類を求めるコアな層に向け、食べると誰もが驚く麺類のメニューを開発した。すでに食べた人も、メニューにあるのは気づいていても、なかなか手が出せずにいる人も、その開発時のこだわりを知れば、思わず食べたくなるだろう。そのメニューとは「カレーつけ麺」。牛角の担当者に詳しく聞いた。

■人気の焼き肉屋に登場した「カレーつけ麺」

2016年5月25日、牛角に新グランドメニューがいくつか誕生した。その中の一つが、焼き肉の〆として食べるよう作られた「カレーつけ麺」だ。スープは鶏ガラと牛肉を煮込んだもので、カレーの味を出すために、13種類ものスパイスをブレンド。創業当時から、〆として食べられる麺類を追求してきた牛角にとって、こだわりの自信作となっている。

■カレーマニアも満足のパンチのある辛さ

気になるのは、そのカレーつけ汁の味。そもそも、13種類ものスパイスをブレンドしたのはなぜなのだろうか? 牛角の商品開発を担当する藤田貫志氏に聞いてみた。

「13種類のスパイスをブレンドしたのは、カレーマニアの大人の方にも満足いただけるような、がっつりと、パンチのある味にしたかったためです。また、牛角の商品であるからには“よくある味”にはしたくなかったので、スパイスによる辛さにはこだわっています。

あとに引く辛さになるように、そして“覚醒”するくらいの辛さになるまで調整しました。

あまりの辛さにやみつきになり、『もう少し食べられるんじゃないか?』『米も食べたいな』と思えるような味付けに設定しています。また、焼肉の後には、あまったるい味付けだときついので、おなかがいっぱいでも食べられるように設計しました」

実際、お客さんからは、「辛すぎて驚いた。しかしやみつきになる」「米がほしくなった」など、好評の声が上がっているという。

■焼き肉の〆にカレー!「ご飯を浸す」楽しみ方も

このカレーつけ麺、実際、牛角の焼き肉メニューを楽しんでいる最中、どのタイミングで、どのように食べるのがおすすめなのだろうか。藤田氏はこう教えてくれた。

「お食事の中盤や〆などのタイミングでご注文いただき、ぜひ、つけ麺の残ったスープにご飯を浸して、召し上がってみてください」

色々な角度から楽しめる「カレーつけ麺」。一度食べれば病みつきになりそうだ。しかし、藤田氏によれば、売れ行きはそれほど気にしてはいないようだ。

「ターゲットをかなり絞った商品であるため、既存のラーメンや冷麺ほどの出数は当初より見込んでおりません。設計時の想定通りの売れ行きとなっておりますので、今後リピーターさんが増え、「知る人ぞ知る、牛角名物」な存在になるとうれしいです」

このカレーつけ麺、牛角の焼き肉を愛し、パンチのある味を求めるカレーマニアというコアな層が大喜びの内容に仕上がった。ぜひ新しい「牛角名物」を一度味わって、「覚醒」体験をしてみてはいかがだろうか。

藤田貫志さん
株式会社レインズインターナショナル DCM本部 商品部

牛角、牛角ビュッフェの商品開発を担当。牛角では、2016年5月から、より幅広いお客様へ向け、赤身肉の拡充や、夏にオススメのスパイシーで本格的な麺類、そしてフローズンドリンク「牛角フラッペ」などの新グランドメニューを提供中。20周年を迎えた今年は、毎月29日を「肉の日」と定め、毎月「肉の日」イベントも開催している。

「牛角」オフィシャルサイト:http://www.gyukaku.ne.jp/

取材・文/石原亜香利