10日、米華字ニュースサイト多維新聞は、韓国への地上配備型ミサイル迎撃システム配備を受け、「朴槿恵大統領が訪中議員への圧力を強め、THAADについて語ることはタブーになっている」と伝えた。写真は討論会場。

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2016年8月10日、米華字ニュースサイト多維新聞は、韓国への地上配備型ミサイル迎撃システム(THAAD)配備を受け、「朴槿恵(パク・クネ)大統領が訪中議員への圧力を強め、THAADについて語ることはタブーになっている」と伝えた。

韓国最大野党の共同民主党議員6人が8日、3日間の予定で北京を訪問した。6人は訪中前、THAAD配備をめぐる韓国政府の姿勢を批判。「中韓関係の改善を目指す」と訪中に踏み切ったが、その後突然態度を変え、言葉少なに帰国した。あまりに急な変化が憶測を呼んでいる。9日に北京であった共同会見で、韓国議員団と中国は短い共同声明を発表。2国間関係の改善を目指すことで一致したものの、韓国側議員はTHAAD配備には触れず、足早に帰国の途についた。

一方、韓国・聯合ニュースによると、朴大統領は訪中した議員を「政治を理解していない。一部の議員は中国の意見に賛成し、北朝鮮の核問題解決を目指す韓国政府の努力をまったく分かっていない」と厳しく批判。配備に関する国内外の一部意見は事実と異なり、懸念を招いているとした。(翻訳・編集/大宮)