中国の大気汚染は深刻だ。特に冬場になると石炭を燃料としたスチーム暖房のために汚染は一気に深刻さを増す。中国で青く澄んだ空を見ることができるのは珍しいことで、どんより曇った日が長く続くことになる。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国の大気汚染は深刻だ。特に冬場になると石炭を燃料としたスチーム暖房のために汚染は一気に深刻さを増す。中国で青く澄んだ空を見ることができるのは珍しいことで、どんより曇った日が長く続くことになる。

 こうした環境で暮らす中国人からすれば、日本の空がきれいに見えるのはごく当たり前だ。中国メディアの捜狐はこのほど、日本は世界でもっとも清潔できれいな国だと伝え、なぜ日本はこれほどまでに清潔感があるのだろうかと疑問を投げかけた。

 記事は、日本には新鮮で澄んだ空気とゴミ1つ落ちていない道があると指摘し、「日本が世界でもっとも清潔な国」と評されるのも納得だと指摘し、その背後には日本人の努力があると指摘。日本のゴミ分別の厳しさを紹介したうえで、ペットボトルはキャップ、本体、パッケージのビニールと細かく分別する必要があるように、身の回りにある1つのゴミも細かく分別していることを紹介した。

 続けて、日本は米国や中国と同様に自動車大国だと紹介。中国の大気汚染の原因の1つに「多すぎる自動車」が挙げられているのと対照的に、日本は車が多くても大気汚染が起きていないと指摘し、日本人は自動車を所有していても都市部では通勤に公共交通機関を利用するためだと紹介した。さらに、自動車から排出される有害物質の規制も厳格に行われていると指摘し、日本が「世界でもっとも清潔な国であるのは紛れも無い事実」だが、その背後には相応の努力があることを指摘した。

 中国人は日本の清潔さを称賛し、そして羨むが、それだけではいつまでたっても中国が清潔になることはない。中国が清潔でないのは公徳心がないためという指摘もあるが、法律の整備や公徳心向上のための取り組みなど、清潔にするために何らかの一歩を踏み出す必要があるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)