『UNDEAD GREENBLOOD ―仮面ライダー剣(ブレイド) 韮沢靖 アンデッドワークス 復刻版』

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 2016年2月2日(火)に逝去したキャラクターデザイナー・韮沢靖の敵怪人デザイン画集『UNDEAD GREENBLOOD ―仮面ライダー剣(ブレイド)韮沢靖 アンデッドワークス』が、2016年9月17日(土)に復刻版として復刊する。この決定にファンからは「うおお絶対買う!」「韮沢さんのアンデッドデザイン画集が復刊…… 買いますとも!」「決定した人ありがとう」と喜びの声が続出中だ。

 「ゴジラ FINAL WARS」や「牙狼―GARO―」などのキャラクターデザインで知られる韮沢は、「仮面ライダー剣」のクリーチャーデザインで「仮面ライダー」シリーズに初参加。以降、「仮面ライダーカブト」や「仮面ライダー電王」など多くの仮面ライダーシリーズのクリーチャーデザインを手がけることとなる。

 「仮面ライダー剣」は、2004年1月から2005年1月にかけてテレビ朝日系で放送されていた平成仮面ライダーシリーズの第5作目。「韮沢氏、認識したのはブレイドのアンデッドデザインだったなぁ」「韮沢さんといえば仮面ライダー剣のアンデッドの人というイメージだったわ」と、同作を韮沢の代表作と考える人も少なくない。

 “不死の生命体で、活動を停止させるには封印するしかない”という斬新なアンデッドの設定も相まって、「韮沢先生のクリーチャーが好きすぎて、倒されるのが辛くてブレイド頑なに見ようとしなかった友人…」「ブレイドにはとても思い入れがあった… 韮沢氏のクリーチャーデザイン格好良かったなぁ…」と熱狂的な韮沢ファンを生み出すことにも成功した。

 今回復刊される『UNDEAD GREENBLOOD ―仮面ライダー剣(ブレイド) 韮沢靖 アンデッドワークス 復刻版』は、2006年8月に発売された同名の画集の復刻版だ。

 「アンデッド」のクリーチャーデザインや、すべての画稿が収録されていたが品切れ状態が続いていた同書。しかし今回、絶版や品切れの本を投票によって復活させるWEBサービス、「復刊ドットコム」から追悼の意を込めて新装版として復刊されることが決定した。

 テレビ用デザイン41点、劇場用デザイン6点、未発表デザイン8点、さらにはラフデザインすべてに韮沢の詳しいコメントが付くという豪華な内容になっている。この内容には「ラフも入ってんのかよ、いいねえー!」「復刊で知ったけどこんなに豪華だったんだ。買うしかないんじゃない?」「復刊コムありがとうーーーー!! 新品で手に入るのうれしいよぉーーー!」とファンたちも興奮を抑えきれない様子。

 また、復刻版の帯には韮沢の朋友であるイラストレーター・寺田克也が寄稿。寺田は「平成仮面ライダー」シリーズ第11作の「仮面ライダーW(ダブル)」のクリーチャーデザインを担当している。2015年7月には2人でキャラクターデザインや怪人的なモノについて語るトークイベントを開催するなど、同い年ということもあり非常に仲が良かったようだ。この復刻版の粋な計らいには、「寺田さんが帯とか、泣ける……」「寺田韮沢はいいライバルだと勝手に思ってた! 帯も楽しみだわ」との声が。

 また、2016年8月20日(土)には寺田克也をはじめ、『I’s』などで知られる漫画家・桂正和、「ポケモンコロシアム」のキャラクターデザインも務めた漫画家・ヒロモト森一ら、韮沢と親交の深かったメンバーが集まり韮沢について語る「NIRA NIGHT!!」が阿佐ケ谷ロフトAで開催されることも決定している。

 多くのクリエイターたちから愛され、その独自のデザインで「平成仮面ライダー」シリーズを支えてきた韮沢。元々のファンも、この復刊を期に初めて彼の作品に触れる人も納得の内容になっている同書を手に取って、歴史に残る怪人たちの不気味な姿に酔いしれてほしい。