パスタにチーズ足す…はご法度!? 「海外テーブルマナー」渡航前チェック項目

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世界の中でも日本はマナーにかなり厳しい国。規律や暗黙のルールを守る人が多いからこそ、安全で平和な日本であり続けることができています。

しかし、日本人のルールが万国共通というわけではありません。とくに食事にお箸を使う日本人と、ナイフとフォークを使う欧米人では、ルールやマナーが違うのも当たり前ですよね。

訪日外国人のマナー違反を指摘する前に、日本人である私たちも海外旅行へ出かける前は各国のテーブルマナーを知っておくべきです。

そこで今回は、ニューヨーク生活を3年経験し、今はパリ在住の筆者が海外渡航前に最低限知っておきたい“テーブルマナー”をご紹介します。

■韓国:器は持たない

韓国は同じ人種で国も近いだけに、食文化やマナーは私たちに近いところがあります。お箸を使うというのも共通していますが、大きく違うのは食事中に器を持たないということ。日本ではお茶碗や汁椀などは持ち上げないといけませんが、韓国では持たずにも綺麗に食べられるようスプーンが必ずついてくるので、とくに汁物はスプーンで食べるようにしましょう。

器を持ち上げて食べるのは、じつは日本人くらい。中国ではお茶碗はOKとされていますが、直接口をつけるのはNG。

■フランス:サラダは切らない

サラダを注文した際、大きな葉を食べやすい大きさに切っていませんか? これはフランスではマナー違反。

口に入りきらない大きさであればフォークを使って折りたたんでから口に運ぶの正しいテーブルマナーです。実の大きい野菜、スティック状の長いものであれば一口大に切ることが正しいのですが、基本的にはフォークはあまり使わない方がスマートでしょう。

■イタリア:出された料理に調味料を加えない

日本でパスタやピザを食べる際、チーズなどの調味料を加える光景をよく目にします。しかし本場イタリアでは、シェフが量を調整して出した料理がベストだと考えるため、調味料を追加することはありません。チーズやケチャップを頼む行為は侮辱していると同然とみなされるのでご注意を。

また、パスタをフォークで巻く時にスプーンを使用するのは日本人だけです。スプーンを使うことがマナー違反には当たりませんが、イタリア人から不思議がって見られるかもしれません。

■アメリカ:ウェイターを呼ばない

レストランでの注文時や会計時、ウェイターに向かって「すみません!」と手を挙げるのは、アメリカでは大変みっともない行為。

チップ制度のアメリカでは、ウェイターが良い頃合を見計らってお客の席に行くのが優秀なウェイターだとされているのです。待っていてもなかなか来てくれない場合は、肩あたりまで軽く手を挙げるかアイコンタクトでコミュニケーションを取れるようにしましょう。

以上、今回は海外渡航前に最低限知っておきたい“テーブルマナー”をご紹介しましたが、いかがでしたか?

外国人旅行者の振る舞いを見て、驚かされることが多々あります。「知らなかった」で終わらせるのではなく、その国への敬意を示すためにもマナーを心得ておくことは重要です。

マナーを通して文化的背景や歴史が見えてくることもあるので、マナー習得は教養を身につけることにも繋がります。ご紹介した国以外の場所へ渡航予定がある人は、事前にしっかり調べておきましょう。