NY公立図書館が約30万冊の電子書籍を無料で読めるアプリを導入、市民に開放する

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ニューヨーク公立図書館が新しいアプリを導入し、多くの電子書籍を無料で市民に開放する取り組みを始めたのをご存知だろうか。

無制限でダウンロードできる

そのアプリとはSimplyE。これは図書館の電子書籍から好きな本を探し、無料で借り、読めるというもの。

しかもとても使いやすいとされ、借りられる本も約30万冊以上。図書館員によって厳選され、著作権保護期間の終了した本が無制限でダウンロードできるという。

無論この背景には、電子書籍を利用する人の増加があるようだ。

高まる需要を満たすために導入

実際にニューヨーク公立図書館で貸し出される電子書籍や資料などは、ますます人気が高まっているという。

過去五年間でも電子著作物や資料の貸出しは241%も増加。

2015年の会計年度だけで290万冊が借りられてきたそうだ。

今回導入されたSimplyEは、そんな利用者の高まる需要を満たすために、十分役立つとされている。

子供に無料で提供する戦略を後押し

またニューヨーク公立図書館はこのSimplyEを開発した技術を使い、オバマ大統領が提案したConnectED戦略を後押しする、Open eBooksのアプリ開発に力を注ごうとしている。

それは必要としている子供たちに、最も人気があり売上も伸びている数千の電子書籍を、無料で提供しようとする試みだという。

iOSやアンドロイドで利用可能

SimplyEはもともとオープンソースのソフトウェアを使って開発され、全米にある公共図書館が持つ電子書籍リーダー(閲覧するためのハードウェア)のアプリを発展させるため、暗号を使える能力が与えられているとか。

そしてニューヨーク公立図書館は現在、全米の図書システムの中で使えるよう、このアプリをカスタマイズしたバージョンを実現するために開発を継続。さらなる特徴や機能を加える予定としている。

現在、SimplyEはiOSやアンドロイドのデバイス、さらにKindle Fireなどでも利用が可能。日本でもこのような取り組みが行われることを期待したい。