ブラジル・リオデジャネイロで五輪が開催中だが、2020年にはついに東京で五輪が行われる。多くの外国人選手や関係者、観戦目的の観光客などが大勢日本を訪れることになるが、東京はしっかりとおもてなしを提供できるのだろうか。(イメージ写真提供:123RF)

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 ブラジル・リオデジャネイロで五輪が開催中だが、2020年にはついに東京で五輪が行われる。多くの外国人選手や関係者、観戦目的の観光客などが大勢日本を訪れることになるが、東京はしっかりとおもてなしを提供できるのだろうか。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、医療サービスを受けるために日本を訪れたという中国人の体験談を掲載した。医療や観光のために訪日する中国人たちの体験談から、2020年の東京五輪を成功させるためのヒントを見つけることができるかもしれない。

 記事は、仕事の都合で何度も日本を訪れているという中国人の体験談として、同中国人の家族が健康診断を受けるために福岡県を訪れた時の様子を伝えている。費用は検査費や航空チケット、交通費や通訳者の費用を含め、3泊4日で一人当たり3万3800元(約51万8000円)だったという。かかった費用は決して安くないことが分かるが、それでも家族に日本で検診を受けさせたかった理由は一体何だろうか。

 日本を何度も訪れているうちに、「だんだんと日本が好きになった」とも綴っているが、それ以外にも日本の「サービスのクォリティ」の高さを知っていたためであると紹介している。記事は、日本の高級旅館に泊まり、豪華な懐石料理を食べ、露天風呂を満喫し、最先端のガン検診を受診、最後にテーマパークを訪れた工程を多くの写真と共に詳しく紹介している。

 事実、「日本でもっとも心に残ったのはサービス」と伝え、高級旅館や医療機関のサービスのクォリティの高さを絶賛している。日本と中国の医療水準に技術的な差があることは確かだが、それ以上にサービスや環境といった点がすばらしいと称賛したうえで、中国人の日本への医療観光が人気を集めているのは「中国国内の医療サービスや医療技術が、中国人が求める水準に達していないこと」を挙げている。

 また記事は、「日本は一度訪れると脳裏にこびりついて忘れられなくなる国」であると伝えており、日本の旅がそれだけ魅力的であることを示すものだ。2020年に東京五輪が開催されれば、多くの外国人が日本を訪れることになる。外国人が大勢訪れればサービスの質の低下が懸念されるが、東京五輪は世界中の人びとに日本ファンになってもらうための大きなチャンスであり、日本ならではのおもてなしで外国人の心をがっちりと掴みたいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)