人気の「デパート積立」は本当にお得?FPが教える注意点3つ

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日銀のマイナス金利政策により、金融機関の預貯金の金利はぐっと下がりましたね。今や定期預金の金利は0.01パーセント。あまりの利息の少なさに、金融機関に預ける意欲がわかない方もいらっしゃると思います。

そんな中、最近、熱い視線を浴びているのが、“デパート積立”とよばれる百貨店の“友の会”等の積立サービス。多くの百貨店には、入会して毎月一定額を積み立てていくと、1年後に1か月分、半月分などの“ボーナス”分をプラスした額の商品券やプリペイドカードが戻ってくるシステムがあります。

これが「定期預金で運用するよりお得!」ということで人気が高まっているのですが、実は気をつけたほうがいい点もあり、安易に入会すると後悔するかもしれません。

今回はファイナンシャル・プランナーの筆者が、デパート積立の特徴と注意点についてお伝えします。

 

■“デパート積立”人気はなぜ?

“デパート積立”の人気の理由は、やはり還元率が高いことでしょう。

よくあるのが、12か月積み立てると1か月分のボーナスがつくタイプの積立て。12か月分の積立額で13か月分の金額の商品券やプリペイドカードなどが還元され、その百貨店での買い物に使うことができるというものです。

たとえば、毎月1万円ずつを12か月積み立てると13万円分が戻ってくることになり、この積立ての年利回りは実質15%を超えることになります。現在の預貯金の金利よりもずっとお得感がありますよね。

さらに、会員限定の割引や優待サービスなどの特典が付くこともあるので、百貨店を頻繁に使う方にはメリットが感じられるのではないでしょうか。

ただし、次のような注意点があることも覚えておいたほうがいいでしょう。

 

■注意点1:当然その百貨店でしか使えない

商品券やプリペイドカードは、現金ではありませんから、その百貨店以外では利用できません。さらに、百貨店の中であっても、売り場によって利用できないこともあります。入会するのなら、事前にきちんと調べておいた方がいいでしょう。

また、百貨店によっては、商品券やプリペイドカードを使えるのが本人だけ、という場合もあります。そうなると、自分が使わないからといっても、金券ショップなどで換金することはできません。

お中元お歳暮時期に必ずその百貨店で購入するとか、その百貨店内のブランドのお店を頻繁に利用する、といった方にはお得なシステムですが、そうでなければ、積立額を使いきれない可能性も。入会する前にちょっと考えてみてください。

 

■注意点2:万一倒産しても保護されない

預金をしている金融機関などが破たんした場合は、預金保険機構により元本1,000万円までと破たん日までの利息などが保護されます。

ですが、百貨店は金融機関ではありませんから、積み立てをしている百貨店が万が一倒産した場合に、積み立てた金額が払い戻しされない可能性があります。この点を理解した上で、積み立てを始めた方がいいでしょう。

 

■注意点3:つい買い過ぎてしまう可能性がある

デパート積立をしていると「還元される金額までは買い物してもいい」などと考えてしまい、つい不要なものまで買ってしまうことも。結果、無駄遣いが増えてしまう可能性があります。

普段はよく考えてから購入するものであっても、商品券やプリペイドカードがあると、あまり考えずに買ってしまうこと、ありませんか?

いくら還元が多くても、それ以上に使ってしまっては意味がないことを意識しておいた方がいいでしょう!

 

以上、いかがでしたか? “デパート積立”は、還元率に注目するとお得感がありますが、自分のライフスタイルに合っていなければ、入会してもあまり意味がないですし、逆にお金を使いすぎて損してしまうかもしれません。

お友だちやお母さんなどに誘われて、なんとなく入会してしまう方もいらっしゃると思いますが、まずは、自分が今までそのデパートをどのくらい利用していたかを振り返ってみるのがいいのではないでしょうか。じっくり考えてから判断をなさってくださいね。

(ライター 川口沙織)

 

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※ ふじよ / PIXTA(ピクスタ)