矢島弾で日本が今大会初勝利もグループステージ敗退が決定…《リオ五輪》

写真拡大

▽日本時間11日、リオデジャネイロ オリンピック(五輪)グループB最終節のU-23日本代表vsU-23スウェーデン代表が行われ、1-0で日本が勝利した。

▽ここまで1分け1敗の成績でグループ3位に位置する日本が、同じく1分け1敗で4位のスウェーデンと対戦する。日本のグループステージ突破には、同時刻に行われるU-23コロンビアvsU-23ナイジェリアの勝敗に左右されるが、まずはスウェーデンに勝利して臨みをつなぎたい。

▽その日本は前節のコロンビア戦と同様に慣れ親しんだ[4-4-2]を採用。藤春廣輝を亀川諒史、矢島慎也を南野拓実、井手口陽介を大島僚太へと変更した。

▽運命の一戦は、スウェーデンがボールを持つ展開の中で、日本はボールサイドに対して素早く寄せて相手に自由を与えずにショートカウンターでゴールを目指していく。迎えた6分、左サイドの亀川が時間を作ってマイナスの折り返しを入れ、ボックス手前の遠藤が浮き球のパスを送る。これが中島に通り、中島はシュートではなくパスを選択するも相手にカットされて最初のチャンスをシュートで終われなかった。

▽以降は日本がポゼッションを高めてスウェーデンが守る、立ち上がりとは逆の展開となる。すると日本は大島が亀川や室谷にパスを散らしたサイドアタック。さらには中島、南野、興梠、浅野が絡んだショートパスで正面突破を図るなどスウェーデン陣内に攻め込んでいく。32分には右サイドの室屋から南野、興梠と繋いで、ボックス手前から興梠が左足を振りぬくが、ここはGKにはじき出されてしまった。

▽ハーフタイムにかけてはスウェーデンがロングボールを使って押し込みにかかるが、日本も集中して相手の高さに対応。さらに低い位置から一気にボールを運び出してゴールを目指すが結局前半はゴールレスで終えた。

▽後半は日本が選手交代なしで迎えたのに対して、スウェーデンは10番を背負うタンコビッチを送り出す。しかし最初のチャンスは日本。46分に相手陣内でのショートパスから大島のスルーパスをボックス左で受けた中島がファーサイドにパスを送る。しかし走り込んだ南野、興梠はボールを押し込めずこのチャンスを決めきれなかった。

▽すると日本は57分に南野を下げて矢島、61分には浅野を下げて鈴木を入れる。すると63分に左CKを獲得しショートコーナーから矢島が入れたボールに遠藤が頭で合わせる。これはGKに防がれ、こぼれ球に鈴木が飛び込むも、これもGKにセーブされた。

▽しかし64分、左サイドで鈴木のボールキープを起点に大島が深い位置までボールを運び、ゴール前にグラウンダーのクロスを入れる。すると、ニアサイドに矢島が飛び込みついに日本がゴールネットを揺らした。

▽さらに日本は68分に右CKの流れから大島が入れたボールに塩谷が頭で合わせるなど、追加点を狙いに行く。76分には矢島が左サイドから入れたボールを鈴木が折り返したところに植田が合わせてゴールネットを揺らす。しかし鈴木が折り返した時点でファウルのホイッスルが吹かれており、ノーゴールとなった。

▽試合終盤はスウェーデンが長身選手たちを日本のボックス内に送り込んでパワープレーに出る。しかし87分に日本はカウンターから矢島のスルーパスに抜け出した中島がシュートに持ち込むなど、チャンスを作っていく。

▽試合はそのまま終了を迎え、1-0で勝利した日本が今大会初勝利を飾った。一方、同時刻に行われたコロンビアvsナイジェリアは、2-0でコロンビアが勝利。この結果、日本は勝ち点4で3位となりグループステージ敗退が決定した。