今年のお盆にマイカーで帰省する予定がある男女1,000人を対象に、ソニー損保がインターネットを通じてアンケートを実施し、連休中の交通渋滞発生時期について予測しました。

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アンケート結果では、年初に新たな祝日として「山の日」 が制定されたことにより、「お盆休みが増えた」とする回答が4割近くに達したそうです。

長期休暇が取りやすくなったことで、帰省ラッシュを避け、8月11日の「山の日」を利用して帰省するケースが増える模様。

ちなみに、アンケート結果からは帰省ラッシュのピークが8月13日(土)、Uターンラッシュのピークが8月14日(日)になると予想されています。

また、過去に帰省などの長距離ドライブで実際に事故やトラブルを経験した割合は4割近くに達しており、「他の車との事故」や「ゲリラ豪雨などの自然災害」、「渋滞中のトイレトラブル」がそれぞれ約1割、次いで「タイヤのパンク」、「バッテリー上がり」、「高速合流時の立ち往生」などが続いています。

これらの結果から、交通事故はもちろんのこと、自然災害に遭ったときの対処やトイレ休憩のタイミングについても、注意しておく必要がありそうです。

一方、新東名(愛知県)開通効果検討会議が8月5日に発表した情報によると、今年2月13日に新東名高速道路の浜松いなさJCT〜豊田東JCT間が開通したことにより、従来の東名高速三ヶ日JCT〜豊田JCT間の平均交通量が約3割減っているそうです。

今年5月の連休の際には、新旧東名で発生した渋滞回数は9割減少しており、お盆の交通渋滞低減にも大きな効果が期待されています。

日本道路交通情報センターが提供している渋滞予測ツール を活用するなど、最新の情報を確認の上、ゆとりを持って出かけるようお勧めします。

(Avanti Yasunori・画像:NEXCO中日本、ソニー損保)

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