日本とフィリピンは2016年、国交正常化から60周年を迎えた。それを記念して、フィリピン観光省は8月6〜8日、東北の夏を代表するイベント「仙台七夕まつり」に初参加した。



七夕飾りが設置されたのは、一番町一番街商店街(仙台市青葉区)。60年にわたる両国の友好関係を、織姫と彦星の物語に重ねて、「永遠に続いて欲しい」と思いを込めた作品だ。特設ブースでは、うちわが配布され、約1万人が訪れたという。

「継続した献身」「心からの敬意」「注意深い行動」

カラーリングの基調は、両国の国旗にある白、赤、黄、青。それらを混ぜ合わせた、橙(赤+黄)と、緑(黄+青)も友好関係の象徴としてあしらっている。

七夕飾りは、日本の「切り絵」や、フィリピンの伝統的なペーパーランタン「パロル」を思わせる「輪」と、720個の花飾りで彩った「くす玉」、そして5本組の「吹流し」で構成されている。



吹流しは3層構造で、一番外側の層は友好を強める「継続した献身」「心からの敬意」「注意深い行動」を表現。また、周囲の七夕飾りとの差別化を図るため、南部鉄でできた風鈴をつけた「風鈴吹流し」を別途設置し、見た目だけでなく音でも、両国友好60周年を祝した。


吹流し

60周年記念のイベントは、仙台以外でも行われる。7月に羽田空港で行われた「TIAT WORLD CULTURE EVENT フィリピンフェア」のほか、9月22〜25日に東京ビッグサイトで開催する「ツーリズムEXPOジャパン」への出展が予定されている。