垂直に離陸したり着陸できる航空機といえばオスプレイが有名ですが、こちらはそれの小型版とでもいうのでしょうか。XTIが開発を進めているVTOL機「TriFan 600」に対し、Honeywell Aerospace社がプロトタイプ機用にエンジンを供給することが発表されました。
 

 
TriFan 600は6人乗り(パイロット含む)の小型機で、約1,300km〜1,900km圏内を移動する機体として発表されました。その特徴は機体に3つのダクテッドファンを搭載したことで、これにより垂直離着陸を可能にします。また空中へと浮上したTriFan 600は翼に備え付けられた2つのダクテッドファンの向きを変えることにより、高度3万フィートを時速約600kmでの飛行が可能です。
 
発表によれば、XTIはTriFan 600のプロトタイプ機のエンジンとしてHoneywellの「HTS900」を利用。プロトタイプ機は実際の機体の2/3サイズで作成され、2年以内の飛行を目指します。さらに、XTIは有人機を飛行させる前に1/10サイズの無人機も作成し、こちらを6ヶ月以内に試験飛行させる予定です。
 

 
なお、製品版のTriFan 600にHTS900が搭載されるのかはまだ未発表となっています。ビジネスジェット並みのスピードと航続距離、そして快適さを実現しながら垂直離着陸が可能だと謳われているTriFan600。はたして都市間の手軽な移動手段として、革命を起こすことはできるのでしょうか?
 
Image Credit: XTI Aircraft Company
■XTI TriFan 600 Project Advances Toward First Prototypes
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