多くの人が知らない「紫外線が髪に与えるダメージ」とは何か?

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日差しのきつい夏真っ盛り、紫外線対策は万全ですか?

紫外線は肌だけでなく目からも入ってくるなど、その影響力は幅広く、外に出るときは日傘や日焼け止めが手放せません。

また、髪の毛へのダメージも気になる方も多いのではないでしょうか。頭は一番直射日光を浴びる部位ですので、帽子をかぶるなど対策している方もいらっしゃることでしょう。

しかし、実際に紫外線が髪の毛に与える影響がどのようなものかご存知ですか?

今回は、都内のヘアサロン『Hair SENSE』の店長である入口雄太さんに、紫外線による髪のダメージについてお伺いしてきました。

 

■1:髪へのダメージはあまり気にしなくていい?

“夏は紫外線によるダメージで、髪が傷んでしまいます”などと、キャッチコピーなどで聞いたことはありませんか?

「実際に、紫外線は髪にいいものではありませんが、そもそも体毛は皮膚を守るために生えているものです。髪の毛も同様に、頭皮を守るものですので、頭皮が直接紫外線を浴びないようにする役割を果たしているのです。

ですから、肌と違って髪の毛に目立ったダメージはそんなにありません。頭皮は肌の一部ですので、頭皮に直接紫外線があたると肌同様のダメージになりますから、分け目がいつも同じ人は変えたほうがいいでしょう」

なんと、髪の毛への負担はあまりないとのこと……。でも実際に「紫外線で髪が傷んじゃった!」なんて声もありますよね。

「それは、その人のもつ髪の毛の質によるところが大きいでしょう。キューティクルの皮が多い人と少ない人では、少ない人のほうがダメージが目立ちやすいのです。一概に紫外線の影響だとは言えません」との事です。

 

■2:紫外線が与える髪の毛へのダメージとは

では、紫外線を浴びたとき、髪の毛に与える影響とはなんなのでしょうか? その影響は大きく2つ。

(1)髪染め後の脱色をまねく

一般的に髪染めは、カラー剤に入っているアルカリ剤がキューティクルを剥がし、開いている間に染料を塗り込み浸透させるものです。同じくカラー剤に入っている過酸化水素で、メラニン色素による元の髪の色を脱色して、染料で染めます。

その髪を洗う(濡らす)ことでキューティクルが開きますので、そのたびに染料は落ちていきます。これが髪の色が抜けていく原理です。

紫外線の話に戻しますと、紫外線は髪の毛の主成分であるタンパク質を分解し、キューティクルを剥がしてしまいます。キューティクルが剥がれると、水に濡れたとき同様、色が落ちてしまうのです。また、髪のメラニンも分解するので、色褪せたようになってしまうのです。

つまり、髪の色持ちをさせたい人は、紫外線対策を行うほうがいいということですね。

(2)抜け毛が増える

紫外線は、脱毛を促進させる効果があります。これは髪への影響というより、頭皮への影響です。

日焼けはやけどの一種です。紫外線を浴びた頭皮は、やけど状態になっています。こうなると、抜け毛だけでなく発毛しないことにも繋がりかねません。

こういった状態を避けるには、やはり紫外線を直接浴びないようにしたいところです。

 

■3:紫外線ダメージを回避するには

以上のように、脱色と抜け毛を気にするのであれば、紫外線対策は有効だと言えます。

そこで日常でできる紫外線対策は、

(1)帽子をかぶる

(2)髪用UVカットスプレーをする

(3)朝シャンをしない

(4)屋外プールや海でのレジャーを避ける

の4つとなります。

(1)と(2)は、直射日光を浴びないためにカバーする手段です。

(3)に関しては、朝シャンならずとも、外出前にシャンプーをすることがNGです。

シャンプーは、頭皮や髪に必要な油を落としてしまいます。紫外線を浴びる状況下で、バリアがない髪と頭皮は、非常にダメージを受けやすい状態といえます。

(4)は、常に髪の毛が濡れている状態ということが問題です。前述したとおり髪が濡れているときはキューティクルが開いている状態ですので、その状態で紫外線を浴びるとダメージは大きくなってしまうのです。

 

いかがでしたでしょうか? 紫外線対策をするに越したことはありませんが、自分がケアする気のないことに対策をする必要はありません。

そう思えば、人によってはそんなに神経質にならなくていいことが分かっていただけたのではないでしょうか?

とはいえ、毛量は見た目年齢を変化させますので、抜け毛に繋がるとなるとドキッとした方も多いのでは。気になる方は、日常生活の中で紫外線を浴びない工夫をしていきたいところですね。

(ライター 沖田かへ)

 

【取材協力】

※ 入口雄太・・・東京都江戸川区のヘアサロン『hair SENSE』の店長。大阪の個人店数店舗で美容師経験を積み、30歳で上京。縮毛矯正やホット系パーマの講師を行うなど、活動の幅を広げている。

 

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※ naka / PIXTA(ピクスタ)