9日、AFP通信によると、南シナ海問題での対中交渉の特使としてラモス元フィリピン大統領が香港に向けて出発した。資料写真。

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2016年8月9日、AFP通信によると、南シナ海問題での対中交渉の特使としてラモス元フィリピン大統領が香港に向けて出発した。

フィリピン政府は8日、ラモス元フィリピン大統領を南シナ海問題での対中交渉の特使として香港に派遣した。南シナ海問題をめぐっては、仲裁裁判所が先月、中国の主張を退ける判決を下しているが、中国は判決は無効であると主張している。中国とのパイプを持つラモス氏の香港訪問について、フィリピンのアベリア大統領報道官は「古い友人と会うため」と語り、「将来の外交的対話への地固めとなるかもしれない」とも述べた。

この報道に、米国のネットユーザーからは、「またしても中国の勝利だ。フィリピンは仲裁裁判で勝ったにも関わらず、対話を始めるために交渉役を派遣しなければいけないのだから」「訪問中に何をしようとも、ラモス元大統領はフィリピンが臆病者でないことを中国に示さなければならない」「中国は地域の資源を使い果たし、汚染し続けている。だから、中国の漁師たちはアルゼンチンや韓国などで違法操業している。中国は世界を破壊している」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/蘆田)