世界の機内食案内[16] トルコ航空 東京〜イスタンブール

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5月にギリシャ取材に行く際、トルコ航空を使い、イスタンブール経由でアテネへ。

トルコ航空は初ですが、色々といい評判を聞いていたので、期待が高まります。

成田の出発予定時刻は22:30。ただし、この便は予定が30分早まるのが常らしいので、心持ち早めに出かけたところ、やはり22:00と早まっていました。

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【東京(成田)〜イスタンブール】 TK053

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離陸して落ち着くと、すぐに小さな四角いものが配られました。

これが噂に聞くトルコの甘いお菓子「Lokum(ロクム)」で、中にピスタチオが入り、外側に粉砂糖がまぶされています。和菓子の求肥を少し硬くして粘着性を増したような歯ごたえです。

ロクムを食べた後に、タオル地のおしぼりが配られました。おしぼりは先に欲しいところですが、ロクムの粉砂糖が手に付くので、それを拭う意味もあって、後から出てくるようです。

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○スモークサーモンとセロリのサラダ
○羊飼いのサラダ(チーズ、キュウリ、トマト)
○ホワイトチーズ
○鶏もも肉のグリル
○焼きトマト/ポテトピューレ/ブルグア(bulgur)
○レアチーズムース
○パン、バター
○ビール
○白ワイン

印刷されたメニューが配布され、和食(鯖のフライ)かチキンの選択で、チキンをチョイス。チキンに付いている「Bulgur(ブルグア)」が気になったのです。ブルグアはクスクスみたいな小さなパスタ状のものでした。

オリーブオイルが付いてきたので、サラダやチキンにもかけてみました。トルコはオリーブオイルが有名ですからね。どの料理も塩気はマイルドで、おいしくいただきました。変な機内食臭さがないのが素晴らしい!バターはオーストラリア産、チーズは日本のロルフ。

 

ビールもワインも飲んでみたかったので、両方お願いしましたが、本来はどちらか一つだけのようです。仕方ないなぁ、という表情で出してくれた若いスタッフ(厨房のユニフォームを着ていました)のお兄さん、ありがとう!

 

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ビールはオランダのカールスバーグ傘下のTUBORG Gold。アルコール度数5.8%のラガービールです。

 

TK04 CANKAYA 2014 KAVAKLIDERE

 

Sultaniye(サルタニエ)、Narince(ナリンチェ)、Emir(エミール)というトルコのローカルブドウから造られた辛口白ワイン。スクリューキャップのミニボトルをそのままもらえるのは嬉しいですね。

 

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エコノミーなのに、カトラリーは金属性のものでした。

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食後のコーヒーもおいしかったし、さすがコーヒーが有名な国、トルコ。ミネラルウォーターを配ってくれたのも、気が利いています。

これでおしまいかと思いきや、食後酒のワゴンがやって来ました。

せっかくなので、トルコの蒸留酒「Raki(ラク)」にチャレンジ。透明なお酒ですが、氷と水を入れてもらうと白濁します。アニスの風味があり、アルコール度数はかなり高そうです。これは酔います。

 

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やはり少々キツめに感じたので、先ほど配られたミネラルウォーターで薄めながら、チビチビと飲むことにしました。

テーブルは手前に少し傾斜がついており、手前側に缶やコップを置くと、滑り落ちそうになります。注意しながらラキを飲み干すと、もう1時。ちょうど消灯でした。

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到着の2時間前におしぼりが配られ、2回めの食事(朝食)がサービスされます。今回は和食をチョイス。

○鰆のロースト/ごはん
○きんぴら
○朴葉味噌/卵焼き/焼き豆腐/野菜(にんじん、椎茸、サヤインゲン)
○季節の果物(キウイ、メロン、オレンジ、パイナップル、ブドウ)
○トマトジュース

鰆はローストというよりも蒸し焼き風で、やや生臭い感じがありました。やはりレギュラーチョイス(洋食)にすればよかったかも……。洋食はオムレツやチーズ、ポテトソテーでした。

トルコ航空では、スリッパが入ったアメニティーセットがエコノミーでも配られる、と聞いていました。

座った時には、スリッパはどこにも見当たりません。ロクムの後に、おしぼりが配られたところで、ポーチに入ったアメニティーセットが配られました。

 

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フランスのシアバター専門のスキンケア・トリートメントブランド「INSTITUT KARITE PARIS」のしっかりしたポーチに、スリッパだけでなく、色々なものが入っていました。

 

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折り畳みスリッパ、長靴下、アイマスク、耳栓、歯磨きセット、リップバームという充実ぶり。素晴らしい!

でも、搭乗してすぐに、持参したマイスリッパに履き替えていた私は、このセットは使わずに持ち帰ることにしました。少々かさばりますけれど、まだ旅は始まったばかり。これらが役立つ機会がきっとあるでしょうからね。

※機内食メニューは2016年5月のエコノミークラスものです

(取材・文/綿引まゆみ)

わたびきまゆみ/ワインジャーナリスト わたびきまゆみ/ワインジャーナリスト

ワイン専門誌や料理系雑誌での記事執筆をはじめ、日本ソムリエ協会webサイトのコラムなどを執筆。ワインセミナー、トークショー、海外のワインコンクール審査員など、幅広い活動を行なっている。チーズプロフェッショナル、ビアソムリエ、コーヒー&ティーアドバイザーの資格も所有。スイーツ好き。