やっと家族が揃った…父の「心臓」を持つ男性とバージンロードを歩く花嫁が感動的

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「娘の結婚式で一緒にバージンロードを歩く」というのは、多くの父親にとって切なくもあるが、心からの願いに違いない。

しかし残念ながら、米ペンシルベニア州に住む新婦、Jeni Stepienさんの父Michaelさんは、その夢を叶えることはできなかった。

父の心臓は他の人へと移植

KDKAが伝えるところによると、父Michaelさんは10年前に殺害され、その際、彼の心臓はArthur Thomasさんという男性に移植されたという。

当時Arthurさんは、既に16年間も心臓を移植する機会を待ち続けていた。

Michaelさんの心臓は、Arthurさんへと無事に移植され、以後彼の体内で鼓動を続けている。

移植を受けた男性が結婚式に

10年の歳月が流れ、この度Jeniさんの結婚式にArthurさんがお祝いに駆け付け、文字どおり父親代わりを務めることになった。

Jeniさんはこの日初めて、Arthurさんの胸にある父の心臓が鼓動するのを感じ、彼と腕を組んでバージンロードを歩くことができた。

Jeni Lynne/Facebook

彼女が結婚式を挙げたのは、10年前に父の葬儀が行われた教会であり、Jeniさんは「とても嬉しいわ。家族みんなが揃ったんですもの」と述べている。

この日が初対面の2人

Jeniさんら家族はこれまで、Arthurさんと手紙や電話で交流を続けてきたが、直接顔を合わせたのはこの日が初めて。

JeniさんがArthurさんに、「一緒にバージンロードを歩いてもらえないか」と、手紙でお願いし2人の対面が実現したそうだ。

「まるで父がすぐそばにいるみたい。このニュースをきっかけに、多くの人が臓器移植の重要性を認識してくれれば尚嬉しい」とJeniさんは語る。

Jeni Lynne/Facebook

彼女はこの日の感想を自身のフェイスブックにも投稿。

「文字どおり人生最良の日となりました。家族のもとに帰って来た父が式に出席してくれて夢みたい!」と綴っている。

「結婚おめでとう!お父様が助けた方と出会えて良かったですね!」「感動的な話」「この話を聞いて涙が出たわ」「この日誰もが心から幸せを感じたことでしょう」と、多くの人が心動かされたようだ。