【おかゆ+白身魚】は何に効く?カラダの悩みを「食べ合わせ」でスッキリ!

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病院に行くほどでもないけど、日常的に起こる「体調不良」ってありますよね。腹痛や食欲不振などなど…。もちろん市販の薬に頼るのもいいのですが、食生活で改善してみませんか?

そこで意識してほしいのが、食材の「食べ合わせ」です。栄養が相乗効果を生み、貧血や風邪の予防にもチカラを発揮してくれるんです。

ここでは、米国ジョージア州立大学などのあらゆる大学で学び、日本で初めて栄養学的な面から「食べ合わせ」を提唱した栄養学博士の白鳥早奈英さん著『やってはいけない「食べ合わせ」』から、その一部を紹介しましょう。カラダの悩みを解消!

01.
貧血を改善したい
【ほうれん草や海苔+大豆】

鉄分が不足して、血液中の赤血球が充分につくられないと貧血になります。鉄分を効果的に吸収するためには、「ほうれん草や海苔+大豆」の組み合わせが◎。

赤血球中の大部分を占めているヘモグロビンは、鉄分を含んだタンパク質の一種です。つまり、鉄分豊富なほうれん草や海苔は、大豆のタンパク質と合わせると吸収効率がアップ。

ビタミン不足から貧血になることもあるので、その場合は、「ほうれん草+タラコ」「牛レバー+シジミ+タマネギ」の食べ合わせがオススメ。いずれも鉄分の吸収を助けてくれますよ。

02.
便秘を解消したい
【鶏レバー+マッシュルーム】

腸には交感神経と副交感神経の2つがありますが、便秘解消には、副交感神経を働かせて、腸壁を刺激するのが効果的です。

副交感神経に命令を出す「アセチルコリン」を体内で合成するために、パントテン酸を多く含んだ「玄米・大麦・納豆・レバー」を摂取しましょう。そこに「マッシュルーム・昆布・サツマイモ」など、食物繊維が豊富な食材を食べ合わせるのがオススメです。

03.
下痢を治したい
【おかゆ+白身魚】

神経性の下痢は、大腸のぜん動運動が強すぎることで起こります。水分が吸収されないまま素通りしてしまい、水っぽくなるという仕組みです。

下痢を解消したいときは、消化吸収が良くて腸に刺激を与えない「おかゆ」に、脂肪が少なく胃への負担が軽い「白身魚」の食べ合わせが最適。

04.
風邪予防には?
【シソの葉+カツオ節】

体質的に風邪をひきやすい人もいますが、ほとんどは体の抵抗力不足から。抵抗力をつけるためには、必須アミノ酸をバランスよく摂りましょう。またビタミンA・Cと、風邪ウイルスへの抵抗力を強くするβ-カロテンも大切。

カツオ節は優れたタンパク質というだけでなく、9種類の必須アミノ酸のバランスがすばらしい食品です。そしてシソの葉には体内でビタミンAに変わるβ-カロテンとビタミンCが含まれているので、この食べ合わせが予防に効果的!

05.
食欲アップ!
【キノコご飯+柿なます】

キノコの香りが食欲をそそるので、キノコご飯は食欲不振のときに効果的です。柿なますは「ジアスターゼ」が消化を助け、β-カロテンとビタミンCがストレスを解消してくれます。さらに、なますが胃液を分泌するので食が進むはず。

06.
ダイエットしたい…
【おにぎり+
野菜と糸寒天のサラダ】

肥満解消のために低カロリーな食生活をする人もいますが、「基礎代謝量」という最低限のカロリーは摂るべきです。

寒天の主成分である多糖類は、体内で消化酵素によって分解されないので、いくら食べても体内を素通りします。カルシウムとミネラルがたっぷりなので、ビタミン豊富な野菜と合わせて取りましょう。

おにぎりや冷やご飯には、「レジスタントスターチ」という食物繊維の効果を持つ成分が入っています。よく噛むと満腹感も得られるので、最後に食べるのがベストです。

07.
抜け毛の予防にはコレ
【海苔+カツオの刺身】

毛髪の成分である「ケラチン」というタンパク質とヨウ素を充分に摂ると、抜け毛予防になります。またカツオは必須アミノ酸が多く、頭髪のタンパク源として優れているので、海苔に含まれる「ヨウ素」と食べ合わせて摂取するのがオススメです。

『体にいいつもりが逆効果!やってはいけない「食べ合わせ」』著:白鳥 早奈英

意外と知られていない、やってはいけない「食べ合わせ」。日本で初めて栄養学的な面から「食べ合わせ」を提唱した栄養学博士の白鳥早奈英さんが、栄養効果をムダにしない「食べ合わせ」を解説します。栄養素を効率よく摂取する食べ方が多数掲載された健康に役立つ一冊。