画像/『ポケモンGO』ゲーム画面スクリーンショット

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スマートフォン用ゲームとして日本では7月22日にリリースされ、一大ムーブメントを巻き起こしている『ポケモンGO』。子どもはもちろん、大人がプレイしてもとても楽しいものだが、これをチャンスに「物件の強み」になったり「まちおこし」が始まっている。住まいや街選びにどのような影響を与えるのか、紹介していこう。

ポケストップが近いことが、お部屋探しのポイントに?

「ポケモンGO」はアメリカなどで先行配信され、日本では7月22日から配信がスタートした。今までのポケモンシリーズと異なるのは、プレイヤーが自らの足で現実世界を歩きまわって、ポケモンを発見し、捕獲しなければならないということ。いわばリアルとバーチャルが融合したもので、年代や性別はもちろん、国籍や人種を問わず、世界各地で一大ムーブメントを巻き起こしている。

先行配信されたアメリカでは、すでに部屋探しの「ウリ」としているところもあるようで、
「賃料100万円、近くに有名なポケストあり」「近隣ジム3つ、ポケスト5つあり」などと、記載しているところもあるよう。もちろん、この流れは日本にもやってきていて、例えばSUUMOの賃貸の部屋探し・関東エリアのフリーワードで「ポケストップ」と入力し、検索すると、358件がヒット!(8月4日時点)。

主に周辺情報の欄に、
「ポケストップ○○公園まで○分」
「ポケストップ○○会館まで○m」
「ポケストップ○○の石碑まで○m」

といった情報が記載されている! 物件とあわせてこのポケストップ情報を見ているだけでも、実に楽しいので、興味を持ったらぜひ一度、検索してみてほしい。

【画像1】現在、部屋探しの際のテーマは「デザイナーズ」「ゆったりLDK」などと設定されているが、こうしたテーマのなかにも「ポケストップ50m以内」という項目が加わる日もくるかもしれない?!(画像/『SUUMO』スクリーンショット)

【画像1】現在、部屋探しの際のテーマは「デザイナーズ」「ゆったりLDK」などと設定されているが、こうしたテーマのなかにも「ポケストップ50m以内」という項目が加わる日もくるかもしれない?!(画像/『SUUMO』スクリーンショット)

さらには、まちおこしにも利用されていて、大阪の商店街ではポケモンが出現しやすくなる課金アイテム「ルアーモジュール」を活用し、集客に成功したそう。確かにポケモンを探しに商店街に出かけたら、合間にはお茶なども飲むし、「ついでにご飯でも買っていこうか」といった「ついで買い」をするのが人というもの。たくさん歩くことになるので、商店街との相性もよく、今後もこうしたコラボも続くかもしれない。

自宅敷地がポケストップになっていたら、解除を申請しよう

ただ、人気が加速しすぎて、少々トラブルのもとにもなっている。ポケモンGOでは、ポケモンを捕まえたりアイテムをゲットするための「ポケストップ」やバトルができる「ジム」という施設があるのだが、それが自宅の敷地内にあり、見知らぬ人々が入り込んできて大変、という書き込みもネット上には散見された。

「今夜2時ごろまでリアルジムリーダーが数名出現し、俺の家の敷地に堂々と入り込んでた」
というものや、

店舗兼自宅の前にポケモンの集まるストップがあるという人からは、
「朝・昼・晩・深夜・早朝問わず人が群がり夜から朝方までポケモンが現れると、大声で騒がれて、ここ数日まともに寝れた夜は一日もありません」

といった切実な声も。こうした「ポケストップ」や「ジム」の場所は、ポケモンGOの公式サイトにアクセスしたうえで、解除してもらうこともできる。困っている人は一度、対応してもらうのもよさそうだ。

また、東京都内の大規模公園では、特定のポケモンが出現すると話が広がり、人が殺到、地元の子どもたちが遊べない、ポイ捨てされたゴミやタバコなどを拾うといった話題があがっていた。当たり前だが、ゲームを楽しむにはまずマナーを守ること。歩きスマホや車・自転車を運転しながらのプレイは厳禁だ。節度を守って、一人はもちろん、友人や家族といっしょに楽しんでほしい。

●参考
・ポケモンGO公式サイト/解除リクエストページ