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米FacebookがWeb版において、ユーザーが広告の表示傾向をコントロールできる新しい広告管理ツールの提供を開始する。同時に、デスクトップ版ではユーザーが広告ブロッカーを使用していても、それを回避して広告を表示し始める。

モバイルWebの普及と共にオンライン広告のブラウジングへの影響が指摘されるようになり、ここ数年の間に広告ブロックツールを利用するWebユーザーが増加している。Facebookは有害な広告やユーザーのニーズと合致しない広告の存在を認める一方で、ユーザーの利益になる情報を提供する広告も多いと指摘する。広告ブロッカーを使用すると有害な広告だけではなく、ユーザーのためになる広告までブロックされてしまう。

広告表示をユーザーがカスタマイズできるツールの提供と広告ブロックソフトの回避は、不要な広告や不快な広告の配信を避けながら、有益な広告がユーザーに届くようにする施策である。

広告表示コントロールツールでは、不快な広告や自分の興味に合わない広告の表示を報告したり、広告が配信されている理由の確認や自分が関心を持っている分野の指定といったことが可能。

ユーザーが導入している広告ブロック機能の回避にはユーザーからの反発も予想されるが、ユーザーが広告を快適に受け取れるようにFacebookは広告配信のパフォーマンスやフォーマットに配慮している。広告ブロックソフトの中には、有料で特定のサイトのブロックを解除するサービスも現れており、「Facebookでの広告の表示・非表示のコントロールをユーザーに任せることが、より良い体験につながると考えている」とAndrew Bosworth氏(広告&ビジネスプラットフォーム担当VP)は述べている。

(Yoichi Yamashita)