『ゲーム・オブ・スローンズ』原作者、次のドラマはマーベルやDCよりも壮大な世界に?!

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世界中で大ヒットを飛ばしている米HBOの大河ファンタジー『ゲーム・オブ・スローンズ』が、シーズン8で終了することは以前当サイトでもお伝えした通り。そんな中、原作者ジョージ・R・R・マーティンの小説が早くも新たなTVシリーズ製作に向けて動き出していることが明らかになった。米Entertainment Weeklyなどが報じている。

マーティンは自身のブログを通じて、米NBCのUniversal Cable Productionsが、彼のスーパーヒーロー・アンソロジー「ワイルド・カード(原題:Wild Cards)」のTV化の権利を獲得したことを発表した。1987年に1作目が発表された「ワイルド・カード」シリーズは、これまで22作が出版されており、シリーズの大きさとしては『ゲーム・オブ・スローンズ』を超えている。30人以上の作家たちが寄稿し、マーティンは執筆と編集を担ってきた。

マーティンは、自身の言葉で作品について説明。1946年にエイリアンウイルスが地球に拡散されたことにより、分断されてしまった世界を描いており、「感染者のうち、90%は死に、9%は歪み変形してジョーカーになる。幸運な残る1%は予測できない並外れた能力を手にしたことで幸せになりエースとなる。世界は変わり果てる。それは、マーベルやDCのように大きく多様性があり、刺激的だ。『ワイルド・カード』の世界で伝えられるストーリーは、何千もある」と綴っている。

マーティンは、『ゲーム・オブ・スローンズ』の原作小説「氷と炎の歌」の第6部「冬の狂風」執筆のため、新TVシリーズの製作には参加しないようだが、「来年か再来年にみなさんが観られるようになるでしょう」と伝えている。

『ゲーム・オブ・スローンズ』シーズン7は、2017年7月頃の放送開始と見られている。(海外ドラマNAVI)