南シナ海問題をめぐる仲裁判決が出て以降、中国人観光客がフィリピンへの渡航に消極的になっていることが明らかになった。

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南シナ海問題をめぐる仲裁判決が出て以降、中国人観光客がフィリピンへの渡航に消極的になっていることが明らかになった。

澎湃新聞が2日報じたところによると、今年1−5月にフィリピンを訪れた外国人観光客のうち、中国(28万5348人)は韓国(57万6332人)、米国(37万7595人)に次ぐ3番目の規模だった。日本は4位の22万3042人。中国人観光客の数は前年同期比80.79%増と極めて高い伸びを示したが、7月中旬に中国の主張を拒否する仲裁判決が出た後は多くの旅行会社に客からキャンセルに関する問い合わせが入っている。

オンライン旅行大手、携程旅行(Ctrip)は「7、8月は旅行繁忙期のはずだが、8月に当サイトを通してフィリピンを訪れる準備をしている人は6月より少ない」と説明しており、「多くの利用者が目線の先をカンボジア、パキスタンといった友好国に変えた」と分析。あるコンサルティング会社は中国人観光客のフィリピン旅行に関し、1−5月のような成長を維持することは困難との見方を示している。(提供/Bridge・編集/Yamaguchi)