中国の学校は一般的に、日本よりも長い2か月間の夏休みがあるためか、家族連れなどで海外旅行に行く中国人は多い。日本を渡航先に選ぶ中国人も多く、爆買いに歯止めがかかってきていると言われるものの、訪日中国人数は増え続けており、中国人の旅行の楽しみ方が変わってきたとも言えそうだ。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 中国の学校は一般的に、日本よりも長い2か月間の夏休みがあるためか、家族連れなどで海外旅行に行く中国人は多い。日本を渡航先に選ぶ中国人も多く、爆買いに歯止めがかかってきていると言われるものの、訪日中国人数は増え続けており、中国人の旅行の楽しみ方が変わってきたとも言えそうだ。

 では、日本を訪問する最近の中国人は、日本に何を求めているのだろうか。中国メディアの時尚中国は6日、日本の6つの魅力について紹介する記事を掲載した。

 1つ目は「一年中行く価値があること」だ。春は桜、夏は沖縄、秋は紅葉、冬は温泉と、四季折々の楽しみがあると紹介。季節ごとに違う顔を見せてくれる日本は非常に魅力的と言えるだろう。2つ目は、「食の天国」であることだ。これまでは、日本の食と言えば寿司や懐石料理だったが、ほかにもラーメンやどんぶりものといった庶民的な料理のレベルも高く、予算に合わせて日本の食を楽しめることが日本旅行の特徴だという。

 3つ目は、原宿や青山などに「おしゃれなブランド」が集まっていること。アジアに大きな影響を与えているブランドが集結していることは、所得水準が向上し、ファッションに関心を持ち始めた中国人にとって魅力的なようだ。

 4つ目は、日本の「アイドル」だ。AKB48やジャニーズのコンサートに行くのは、ファンにとって最高の旅行の思い出になるだろう。5つ目は「アニメの聖地訪問」。秋葉原はもとより、ジブリ作品の人気が高い中国では、三鷹の森ジブリ美術館も注目されており、湘南海岸は漫画「スラムダンク」の思い出でいっぱいだと言われている。6つ目は「ショッピング」で、以前と異なっているのは、高額商品から日用品へと爆買いの対象がシフトしていることだ。 

 このように、中国人の日本旅行の楽しみ方が、個人観光ビザで訪れる中国人の増加とともに各人の興味に合わせて多様化してきていることが見て取れる。食やファッション、アイドルなど日本が得意とするソフトパワーの影響力は大きく、今後も中国人旅行客の客足が途絶えることはなさそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)