「サルバドールに来ましたけど、“サラバ”ドールにならないように、やっていかないといけない」と得意のジョークを交えて決意を語った。写真:JMPA/小倉直樹

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 ブラジル時間8月9日、手倉森監督がスウェーデン戦の前日公式会見に臨んだ。
 
 ここまで2試合で勝点1、グループリーグ突破のためにはスウェーデン戦は是が非でも勝利が欲しい状況だ。コロンビア戦ではスタメン4人を変更したが、中2日で迎える試合で再び選手の入れ替えはあるのか。
 
「今日のトレーニングでの(選手の)コンディションを確認しなければいけない。大会初戦では守備の堅さが出た。2戦目は2点取られたけれども、しぶとく戦った良い内容だった。いよいよ選手が慣れて来たんだなと手ごたえを感じています。“連投する”選手とテコ入れするところがあると思います」
 
 続いてスウェーデン戦のポイントについては、コロンビア戦同様、「攻撃的」をキーワードに挙げた。
 
「まず、攻撃的に仕掛けにいかないといけない。スウェーデンはオーガナイズされたチームで、どちらかと言うと待ち構えるブロックの守備、我々のやっているサッカーに近いなと。相手のスローなテンポに付き合わないこと。相手の組織の間間、早く取って早く入れて破るというような、攻撃を仕掛けて行かなければいけない。
 
 守備に関しても、プレッシャーをかけるところで(ボールを)狩りに行けると感じています。逆に警戒しなければいけないのは、ボールを持たせられた時に逆に相手に狩られないこと。高さも使わせないように、セットプレーを与えないような守備、素早い攻撃を織り交ぜられればなと」
 
 ナイジェリア戦、コロンビア戦とビハインドを背負いながら食らいつく選手たちを見て、監督は「3戦目で報われて欲しい」と想いを吐露。「チームはまとまりがあってこそ戦える。たくさん試合をしたい」と語った。
 
「負けたら終わりなんだという覚悟が必要になってくる。もっともっとゲームをやりたいと思えるか、日本にこのチームの初勝利を届けたいという想いをもっと強くできるかどうか。そう考えると先制点を取れば何かを起こせると思います。サルバドールに来ましたけど、“サラバ”ドールにならないようにやっていかないといけない」
 
 世界での1勝、そして決勝トーナメントへの1勝となるように――。攻守ともに連動したサッカーでコロンビア撃破を目指す。
 
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト特派)

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