『明日、どこへ歩いてく?』Vol.003 写真家・中川正子さん/岡山県岡山市

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【毎週火曜 16:00 更新】
古くヨーロッパには、「靴は行きたいところに連れて行ってくれる」ということわざがあります。オズモールを作るクリエイターの原点となる、地元の大切な場所を、お気に入りの靴とともに教えてもらいました。
地元で暮らし、大切にする原点。その町への思い――。読者のみなさんと、シェアしていきます。第3回は、写真家・中川正子さんが暮らす「岡山県 岡山市」のお話です



◆『第2の故郷のような町。
いつもありがとう』

東京中心に日本全国や海外へと旅に出て、撮影を続ける写真家の中川正子さんは、2011年に家族で岡山市に移住。
「震災を機に東京から岡山に拠点を移し、現在は東京と岡山を行ったりきたりしながら生活をしています。岡山の好きなところは、街と自然がすごく近いところ。街の真ん中に川が流れていて、人々がゆっくりしていて…とても暮らしやすい街です」

「おかえりー」って言ってくれる人が増えたことが嬉しいのだそう。





◆『時間に読点を打てる、そんなお店』

「西大寺町商店街という古い商店街の一角にある『konishi koffee』さんはお気に入りのお店。静かにひとりになりたいときや、時間に読点を打ちたいときによく訪れます。おいしいコーヒーを飲みながら、原稿を書いていることもありますね」



◆『大好きな岡山に連れてきたのは
このシューズです』

「この写真で履いているのはadidas Originals by Hyke。スニーカーなんですが、ソールが浅いのでカジュアルになりすぎず、きちっとした感じも出したいときに重宝しています。季節を問わず、足もとは白いのが好きです」



Konishi Koffee (小西珈琲) 
TEL.080-3887-1250
岡山県岡山市北区表町3-12-10
営業/10:00〜19:00
水曜定休



大学在学中のアメリカ留学で写真の面白さと出会い、帰国後は写真の道へ。東京と岡山を行き来しつつ、雑誌、広告、書籍、CDジャケットなど、あらゆる現場で活躍。2012年に作品集『新世界』を刊行後は、新たな写真集づくりや文筆業にも精力的に取り組む。11/1-13までBOOK MARUTE(香川県高松市)にて新作写真展を開催予定。