北米ハッカソンで優勝!日本が誇るVR家族がお台場に堂々の凱旋!!

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東京ビッグサイトで2016年8月6〜7日に開催された「Maker Faire Tokyo2016」(メーカーフェア)に、とんでもない「未来の原石」的な少女が出展し大きな話題となっている。

メーカーフェアは高度なテクノロジーが多数出展され、体験できるイベント。そこに少女が出展した作品とは何なのか? まずは彼女のスタートラインからご紹介したい。

■ 天才的日本人の女子中学生

北米シリコンバレーで2016年3月に開催された、ソフトウェア関連プロジェクトのイベント「ハッカソン」(hackathon)。あらゆるテクノロジーでデジタル作品を作るイベントで、優秀な作品を決める賞も存在する。

そのイベントで、12歳という年齢ながら優勝した、日本人の女子中学生がいることをご存知だろうか。「つちだみかん」さんである。

■ 12歳にしてイベントで優勝

彼女はVR(仮想現実)テクノロジーを駆使し、ライブやイベントなどの会場に行かなくても「その場に参加できる」システムを考え、多くの優秀なデジタル作品を差し置いて「ハッカソン」で優勝。

その後、家族でVRテクノロジーを駆使した作品作りをスタート。本人はプログラミングに対して深い知識はなかったものの、父親がエンジニアであったことから開発を任せ、家族ぐるみでVR開発を進めたという。

■ メーカーフェアで優秀賞を勝ち取る

12歳の少女を筆頭にVR作品を作ること自体が驚きだが、本当の驚きはここからだ。2016年5月に北米カリフォルニアのサンマテオイベントセンターで開催された「Maker Faire Bay Area 2016」(メーカーフェアベイエリア)に、みかんさんと家族が作ったVR作品を出展。数ある作品のなかから優秀賞を勝ち取ったのである。

昨今のVRテクノロジーの進化は凄まじいものがあり、特に欧米では数多くのクオリティが高い作品が多数生み出されている。そんななかで、みかんさんは優秀賞を得たのだ。これがどれほど難しいことなのか、IT関係者であれば理解できるはず。

■ エンターテインメントであるツールでもある

そんなみかんさんと家族が、東京ビッグサイトで開催されたメーカーフェアにも出展。まさに凱旋のごとく、日本でその技術を披露したのだから、多くの人たちが注目するのも無理はない。

今回、みかんさんが出店したのは「コードネーム: ミカン」と名付けられたVRシステム。市販されているVRヘッドセットのように頭を動かすことで視点も動き、あたかもファンタジー世界にいるかのような体験ができる。

ただそれだけでも凄いが、「コードネーム: ミカン」が本当の凄い点はここからだ。iPhone等のスマホを2台用意して、その場でVR動画が撮影できるテクノロジーも披露したのである。つまり、VRコンテンツがその場で誰でも作れてしまうのだ。エンターテインメント装置であり、ツールでもあるわけだ。

■ 込められた可能性には凄まじい

このテクノロジー、みかんさんが企画と運営をし、父親が開発、母親や友達、仲間がデバッグなどを繰り返し、さらにVRグラスも手作りしたというから驚きである。

確かにVRグラスの手作り感はあるが、そこに込められた可能性には凄まじいものを感じる。今後のみかんさんの活躍に期待せずられない。「この国はまだまだやれる」そんな思いを抱かせてくれる素敵な家族だった。

(image by 筆者)

EMBED:http://makezine.jp/event/mft2016/

<p>(著:nanapiユーザー・ティンティン 編集:nanapi編集部)</p>