リオ五輪体操男子団体の決勝が日本時間9日早朝に行われ、日本が2004年のアテネ五輪以来3大会ぶりの金メダルを獲得した。逆にライバル中国は五輪3連覇を逃す結果となった。中国メディア・新華網は9日「日本の経験が中国の若さに勝利した」とする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 ブラジルで開催されているリオデジャネイロ・オリンピックは日本時間9日早朝、体操男子団体の決勝が行われ日本が2004年のアテネ五輪以来3大会ぶりの金メダルを獲得した。逆にライバル中国は五輪3連覇を逃す結果となった。中国メディア・新華網は9日「日本の経験が中国の若さに勝利した」とする記事を掲載した。

 記事は、昨年の体操世界選手権男子団体で中国が7連覇を逃した際に「リオ五輪でも栄冠は日本のもの」と多くの人が予想したと紹介。これに対して若い中国代表のメンバーは「世界選手権がダメなら五輪で3連覇を達成してやる」との意気込みで今大会に望んだとした。

 予選でミスを連発して4位に甘んじた日本に対して、1位で決勝に進出した中国だが、最初の床で続けてミス。日本も出だし波に乗れなかったものの、4人がロンドン五輪経験者という日本代表は次第に力を発揮し始めたと説明。一方若い中国代表は得意のつり輪でも落下するなど調子に乗れず順位を下げ、最終種目の床で完璧な演技を見せた日本に食い下がろうとするも、ロシアを下回る3位に終わったことを伝えた。

 記事はその上で「ついに金メダルをとった。五輪の金メダルは本当に難しい」と内村航平が語ったことを紹介するとともに、中国代表の張成龍が「彼ら(日本)も五輪での金メダルを長く待ち望んでいたのだ」と日本代表の気迫が最終的に上回ったとするコメントを残したことを伝えた。その一方で、劉洋が「われわれはまだ若い。まだチャンスがある」と前向きに話した事も併せて紹介している。

 若さの勢いが経験豊富なベテランを圧倒する事もあれば、今回のように大舞台の経験を踏むメンバーを集めた日本が、若手主体の中国に競り勝つといった事もある。今回は日本に軍配が上がったが、4年後の東京五輪では経験を積んだ中国代表が巻き返しに来るはずだ。今後も日中両国を中心とする名勝負を期待したい。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)