9日、中国メディア・環球時報は、天皇陛下が生前退位に関してお気持ちを示されたことについて、「右巻きの日本政府に不満を示している」と分析している。写真は皇居。

写真拡大

2016年8月9日、中国メディア・環球時報は、天皇陛下が生前退位に関してお気持ちを示されたことについて、「日本政府の右巻きに不満を示している」と分析している。

環球時報は、「天皇が生前退位の強い意向示す、日本政府の“右巻き”に不満」と題した記事で、天皇陛下のお言葉を分析。その中で、「80を超えて」という言葉を2回、「高齢」という言葉を4回使用し、「全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくこと」が難しくなったと述べたことや、2年後には平成30年になることに言及したことで、「2年後の退位の意向を暗に示している」と指摘した。

さらに、「日本国憲法下で象徴と位置づけられた天皇の望ましいあり方を日々模索しつつ過ごして来ました」などと述べられたことについて、「自身の“護憲”の立場を間接的に表現した」としている。

記事はそのほか、日本政府が陛下の生前退位に否定的な見解を示していることや、安倍首相が「天皇陛下ご自身が、国民に向けてご発言されたことを重く受け止めている。ご公務のあり方などについては、ご年齢やご公務の負担の現状に鑑み、天皇陛下のご心労に思いをいたし、どのようなことができるのか、しっかり考えて決めなければいけない」と語っていることなどを伝えている。(翻訳・編集/北田)