大金を手にすると途端に人間はエラソーになるが、「小物感」というものはけっこう表れてしまうもの。酒造メーカー勤務の夫(36)に呆れるのがスーパーでパートをする妻・Nさん(38才)だ。Nさんは、自動車ディーラーでの夫の「値切り」からその後の対応には疑問符がついたという。

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 夫が車を買い替えたいと言い出したのが春。もううんざりよ。車はいつもカード払いだけど、今回は母親から200万円、お金をもらったもんだから、人が変わったよう。

 車種を決めて、値引き交渉になると、「現金で払っても、へぇ〜、これっぽちしか安くしないんですか?」と、車の営業マンに、銀行の封筒からお札をバサバサ出して見せるんだから。

 そして「期待したのにガッカリです。いいです。帰ります」と立ち上がり、「本当にいいんですね。ぼくに帰られたら困るんじゃないですか」と振り向いたりして。結局、4か月たってもまだ決まらないんだけど、サイテーなのはその後。この前、封筒の中のお金を確かめたら194万円。6万円足りないの。

「どういうこと?」と厳しく問い詰めたら、「1万円でも増やして家族をいい車に乗せようとしたのが悪いか」と。要は競馬でスッてたの。ええ、バカにお金を預けた私が悪うございましたッ。

※女性セブン2016年8月18・25日号