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ソフォスは9日、同社の暗号化製品の新バージョンとなる「Sophos SafeGurd Encryption 8」の提供開始を発表した。製品には全ファイル暗号化や同社が掲げる"Synchronized Security戦略"を実装した機能も搭載されている。

Sophos SafeGurd Encryptionは、エンドポイントからクラウド、次世代ファイアウォールなどのネットワークセキュリティやサーバサイドと広くセキュリティ製品を展開する同社の暗号化製品となる。

従来バージョンでは、ディスク全体の暗号化やファイルや保存場所を指定しての暗号化であったが新製品では、Windows、Mac、iOS、Androidの各プラットフォームでやりとりされる全てのファイルが常に暗号化され、ユーザー認証、アプリケーション認証、デバイス認証を常に実行する機能を実装。暗号化されたファイルは管理者があらかじめ指定したアプリケーションでしか開けない。社外でのファイル共有などやりとりでは、自動的にパスワード付きファイルに変換されるなど、すべてのデータが強力に保護されることになる。

また、ソフォスのエンドポイント製品との連携により、脅威を探知するとデータ保護のため一時的に暗号キーを無効にするという仕組みが取り入れられている。"Security made simple."を掲げる同社は、このような各セキュリティレイヤーで自動連係動作を図る「Synchronized Security戦略」を昨年末に発表しており、暗号化とエンドポイントでの連係により、さらに強固な保護をもたらす。

英国に本社を構える同社は、2018年に施行されるEUのGeneral Data Protection Regulation(GDPR)では、EU市民の顧客データや従業員データ保管についての厳重管理義務が求められ、違反した場合には売上げの4%が罰金として科される厳しい罰則を例に、世界各地でデータ保護の手段を見直す必要に迫られていると指摘。「Sophos SafeGuard Encryption 8」は、ITマネージャーたちにとって、包括的で管理しやすい暗号化を提供できるもの、としている。

(長岡弥太郎)