ブラジル・リオデジャネイロ五輪の体操男子団体で、日本が3大会ぶりの金メダルを獲得、中国は銅メダルを獲得した。中国に2.972点の差をつけての金メダルとなった日本に対し、中国では称賛の声もあがっている。(イメージ写真提供:(C)VASILIS VERVERIDIS/123RF.COM)

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 ブラジル・リオデジャネイロ五輪の体操男子団体で、日本が3大会ぶりの金メダルを獲得、中国は銅メダルを獲得した。中国に2.972点の差をつけての金メダルとなった日本に対し、中国では称賛の声もあがっている。

 中国メディアの捜狐はこのほど、日本体操男子の競技水準は2006年ごろから世界一流に達したと伝え、06年から「世界の体操男子団体は日中の争いになった」と指摘する一方、今回の日本の金メダルは「成熟さに基づく安定感がもたらしたもの」であると伝えている。

 記事は、金メダルを獲得した日本と銅メダルの中国との差が2.972点であったことについて、「中国の安定感のなさがもたらしたもの」であると同時に、「成熟した日本の選手たちの安定感がもたらしたもの」であると指摘。まだ若い白井健三選手を除き、日本は皆豊富な経験を持つ選手たちであると指摘し、「今回の日本体操男子の布陣は過去半世紀で見ても史上最強だった」と論じた。

 一方、中国の選手は4人が初めての五輪だったとし、高い技術力と強い精神力を持っていることは間違いないとしながらも、熾烈な競争に直面したときに不安定さが出てしまい、完ぺきな演技はできなかったと指摘。これは「チームの若さによる代償」であると論じた。

 予選1位通過を狙った日本体操男子がミスによって4位での予選通過となった際、金メダルは難しいのではないかと思った人は少なくないだろう。だが、決勝で見せた安定感のある演技と、金メダル獲得後のすばらしい笑顔は日本中に大きな感動をもたらしたはずだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)VASILIS VERVERIDIS/123RF.COM)