日本と中国は尖閣諸島(中国名:釣魚島)をめぐって対立しているが、武漢市内にある串焼き屋の店内に掲出されていた地図に尖閣諸島が「石垣市」に属すと記載されていたとして、中国ネット上で反発の声が上がっている。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本と中国は尖閣諸島(中国名:釣魚島)をめぐって対立しているが、武漢市内にある串焼き屋の店内に掲出されていた地図に尖閣諸島が「石垣市」に属すと記載されていたとして、中国ネット上で反発の声が上がっている。

 中国メディアの長江日報によれば、ネットユーザーたちから反発の声があがっている地図は、武漢市で日本式の串焼きを提供するレストランの店内に掲出されていた日本地図だ。「日本全土」という文字が書かれた地図には「尖閣諸島」という文字の隣に「石垣市」と記述があり、尖閣諸島が日本領土であることが示されていたという。

 これに対し、長江日報の記者がレストランのスタッフに「釣魚島は中国領なのに、なぜ地図に尖閣諸島と書かれているのか」と問いただしたところ、同地図はレストランのオーナーである日本人が日本から持ってきたものだという回答があったと紹介。オーナーの日本人は当日、レストランにはいなかったという。

 記事は、市政府の関係者の話として「釣魚島を尖閣諸島と表記した同地図は法に違反する存在」であると伝え、2016年1月1に施行された「地図管理条例」のもと、公安部門はレストランから地図を撤去するよう要求することが可能であると伝えた。

 中国メディアの捜狐に掲載された同記事には、中国のネットユーザーから多くのコメントが寄せられている。そのほとんどすべてが尖閣諸島が石垣市に属すという表記に対する反発で、「オーナーの日本人は商売に来ているのか、それとも挑発に来ているのか」といった声が多く見られた。一方、「日本人は気概がある」というコメントも見られ、「中国の地図を日本で掲出している中国人がいったいどれだけいるだろうか」という疑問のコメントもあった。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)