8月11日は、今年から新設された「山の日」。果たしてどれだけ認知されているのだろうか。そして、「山の日」が新設されたことで、夏休みの予定に何か変化が起きたのか。楽天リサーチは、「山の日とお盆休みに関する調査」をインターネットで実施。楽天リサーチに登録しているモニター(約230万人)の中から、全国の20代から60代の男女1000人を対象に行なった。

山の日とお盆休みに関する調査

■今年から新設された祝日「山の日」の認知は7割以上。しかし「山の日」に山に行きたい人は1割未満

今年から新設された「山の日」という祝日の存在を知っているかを聞いたところ、「名前だけは聞いたことがある」が43.7%で最多。「正確な日付を知っている」が30.1%で続き、7割以上(73.8%)が今年から「山の日」が新設されることを知っているという結果となった。

山の日とお盆休みに関する調査

認知度が高い「山の日」だが、この祝日ができたことがうれしいかという質問には、約半数(48.6%)が「どちらでもない」と回答。「とてもうれしい・うれしい」の合計が36.6%なのに対し、「あまりうれしくない・うれしくない」の合計は14.8%とうれしいと感じている人のほうが多い結果となった。

山の日とお盆休みに関する調査

「山の日」に実際に山に行きたいかを聞いたところでは、約半数(49.4%)が「行きたくない」で、「行きたい」という回答(8.9%)に40.5ポイントの差をつける結果となった。「山の日」にちなんで、山に行きたいという意識の人はまだ1割にも満たない。また、性別で見たところでは、「行きたい」が男性で12.0%、女性で5.8%と、男性の方が約2倍の差をつけて高い。年代別では20代が13.4%、30代が13.1%と、他の年代と比較してやや高くなっていた。

山の日とお盆休みに関する調査

■今年のお盆休みの予定は「自宅で過ごす」がトップ。5人に1人が「お墓参り」をする予定

今年のお盆休みの予定について聞いたところ、最も多かったのが「自宅で過ごす」で32.6%にのぼった。外出予定では、「お墓参り」(20.2%)、「帰省」 (15.6%)の順に高く、5人に1人がお盆にお墓参りをするということがわかった。年代別に見ると、「お墓参り」は60代が他の年代と比較して高く(60代:30.9%、他の年代の平均:17.3%)、「自宅で過ごす」については年代が上がるにつれ、高くなっていく結果となった(20 代:22.9%、30代:26.1%、40代:27.5%、50代:37.0%、60代:46.6%)。また、「山の日」が新設されたことによりお盆休みの予定に何か影響があるかを聞いたところ、6割以上(65.9%)が「影響がない」と回答。休日が1日増えたことで予定に影響がない人が多いことがわかった。

山の日とお盆休みに関する調査

■お墓参りをする理由は「先祖の供養のため」。過去1年で1回以上お墓参りをした人は約7割

お盆休みに「お墓参り」をする予定のある人に、その理由を聞いたところ、多い順に「先祖の供養のため」(74.3%)、「毎年恒例のため」(61.4%)、「お墓を掃除するため」(42.1%)」という結果になった。20代の約5人に1人(19.4%)は、お墓参りの際に「先祖に何か願い事をする」という結果となった。また、反対にお墓参りをする予定のない人に、お墓参りをしないその理由について聞いたところ、「お盆休み以外にお墓参りをしているから」(27.8%)、「お墓の場所が遠すぎて、行くことができない」(13.2%)、「お墓参りをする習慣がない」(12.0%)という結果になった。

山の日とお盆休みに関する調査

過去1年間でのお墓参りの回数を聞いたところ、「一度もしなかった」が24.9%で最も高かったが、実施した人の中では「1回」が20.8%で一番高く、続いて「2回」(19.3%)、「3回」(9.8%)となった。「10回以上」は4.9%となっていた。約7割(68.9%)が過去1年間に1回以上はお墓参りをしたということが明らかになった。

「山の日」は広く認知されているが、夏休みの過ごし方に影響を及ぼすまでには至っていないようだ。お盆休みに近いこともあるので、これからの夏休みは、「山の日」をうまく生かすことがポイントになりそうだ。

【調査概要】
調査エリア:全国
調査対象者:20歳〜69歳の男女
回収サンプル数:1000サンプル
※総務省統計局「人口推計」2014年10月1日現在人口(2015年4月17日発表)にあわせて集計
調査期間:2016年6月17日から18日
調査実施機関:楽天リサーチ

文/編集部