ブラジルで開催されているリオデジャネイロオリンピック(リオ五輪)は8日、4日目の競技を行い、体操男子団体で日本は12年前のアテネ五輪以来となる金メダルを獲得した。予選は4位通過と、一時は金メダル獲得に暗雲が漂ったかと思われるなか、決勝では安定した演技で274.094点を獲得、見事に3大会ぶりの金メダルを獲得した。(イメージ写真提供:(C)Donato Fiorentino/123RF.COM)

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 ブラジルで開催されているリオデジャネイロオリンピック(リオ五輪)は8日、4日目の競技を行い、体操男子団体で日本は12年前のアテネ五輪以来となる金メダルを獲得した。予選は4位通過と、一時は金メダル獲得に暗雲が漂ったかと思われるなか、決勝では安定した演技で274.094点を獲得、見事に3大会ぶりの金メダルを獲得した。

 日本のライバルと目されていた中国も決勝に進出したものの、決勝戦ではミスが出て271.122点の3位の銅メダルに終わった。中国メディアの中国日報網は9日、「中国は残念ながら、3大会連続での金メダル獲得はならなかった」と伝える一方、中国の団体に出場した選手のうち4人は初のオリンピック出場だったことを指摘し、「まだ経験が豊富とはいえない選手たちが日本に勝つにはプレッシャーが大きすぎた」と報じた。

 記事は、08年と12年の五輪で中国体操男子団体が2大会連続で金メダルを獲得したことを指摘しつつ、「日本はついに五輪で中国を破るという目標を達成した」と指摘。一方、中国の選手からは「日本には負けたくない」として、「まだ若い自分たちには、まだチャンスがある」と日本への雪辱を誓う発言があったことを紹介した。

 日本男子が3大会ぶりの金メダルを獲得し、中国が銅メダルに終わったことについて、中国のネット上では両国の健闘を称える声が上がっている。中国中央電視台(CCTV)のスポーツチャンネル「CCTV5」が簡易投稿サイト・微博(ウェイボー)に開設しているアカウントには、「中国男子は良く頑張った」というコメントのほか、「日本の演技も安定していたが、4年後はどうなるか分からないぞ」というコメントもあった。

 また、「日本よ、おめでとう。確かに良い演技だった。だが、ジャッジの内容に納得のいかないケースが目立った」という指摘もあった。銅メダルに終わった中国男子を批判するようなコメントはなかったほか、日本の金獲得も称えつつ、全体的には両国の健闘を称える良識のあるコメントが多かった。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Donato Fiorentino/123RF.COM)