車掌さんらに見送られて、トロッコ嵯峨駅を出発。保津川の渓谷美はもちろん、レトロな駅舎も見もの/嵯峨野観光鉄道 トロッコ列車

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平安時代に貴族の別荘地だった風光明媚な嵐山は、京都観光の大人気エリア。春夏秋冬、どの季節に行っても、ドラマチックな景色に感動させられる。とりわけ夏は、深緑の絶景が楽しめ、夏風の薫る保津川下りとトロッコ列車には絶対乗ってほしい。渓谷美から世界遺産の日本庭園、さらには手作り豆腐や天然温泉まで、夏ならではの彩りを堪能しに、京都嵐山へ行こう!

ディーゼル機関車に引かれ、渓谷沿いを縫うように走る。特に美しい場所では速度を落として走行/嵯峨野観光鉄道 トロッコ列車

■ <9:00>トロッコ列車から眺める渓谷美に感動!

嵯峨野観光鉄道 トロッコ列車は、保津川の渓谷美が続くトロッコ嵯峨駅から、トロッコ亀岡駅までの約7.3kmを平均時速約25kmでゴトゴトとのんびり走る。目を奪われる絶景と共にさわやかな風を感じたいなら、先着順の当日券のみとなる窓のないオープン車両“ザ・リッチ号”を狙おう!ディーゼル機関車に引かれ、渓谷沿いを縫うように走る列車は、特に美しい場所では速度を落として走行してくれるのでゆっくりと景色を楽しむことができる。

■料金:片道620円/所要時間:約25分/チケット購入方法:前売乗車券はJRのみどりの窓口で、当日券はトロッコ各駅で購入

■ <10:00>スリル満点な川下りで古都の自然を満喫!

トロッコ亀岡駅より直通バス(310円)で約15分。今度は伝統的な保津川下りで、船頭が巧みに操る船に乗り保津川を下ってみよう。保津渓谷にこだまする鳥の鳴き声を聞きながら、時にはのんびり、時にはスピード感たっぷりに岩の間をすり抜けていく。約16kmの保津川を約120分かけて下る途中には、清和天皇が療養中に鵜飼いを楽しんだと伝わる“鵜飼いの浜”や奇岩など、歴史的な名所や見どころも満載だ。水しぶきを浴びつつ、古都の自然美を満喫しよう!

■料金:4100円/所要時間:約120分/チケット購入方法:受付窓口にある申込用紙に記入して購入。10人以上なら予約可

■ <12:30>そば&抹茶の手作り豆腐を涼やかに

保津川を下ったら、着船場から歩いて5分のところにある、行列ができるそばの名店、嵐山よしむらが監修した「豆腐料理 松ヶ枝」でお昼休憩。香り高いそば豆腐と宇治の抹茶を加えた抹茶豆腐の2種がある手作り豆腐は、濃厚さが特徴的だ。豆乳スープや嵐山よしむらのそばなど全10品からなる「松ヶ枝」(3500円)は、湯豆腐も選べるが、夏は涼しい手桶冷やし豆腐がおすすめ!画家、川村曼舟の元庵を再生した情緒ある空間で、古都ならではの上品なランチを楽しもう!

■ <14:00>見事な庭園が待つ、世界遺産の禅寺へ

食事をすませたら、店から歩いて7分のところにある天龍寺へ行こう。1339年に足利尊氏が創建した禅寺で、史跡・特別名勝の第1号である曹源池庭園や、釈迦三尊像を安置する法堂など、見どころがたくさん。中でも、約700年前に夢窓国師が作庭し、当時のおもかげを残す曹源池庭園は見逃せない。池泉回遊式で、亀山などを取り込んだ借景式庭園でもある。他にも、土・日・祝には法堂の天井に描かれた雲龍図も特別公開されるので、目に焼き付けよう!

■ <15:30>京都の老舗が一堂に会した複合施設

世界遺産を存分に楽しんだら、歩いて5分のすぐ近くにある嵐山 昇龍苑でおやつの時間に!“老舗はたのし”をテーマに、京都を代表する名店が集結した複合施設で、北山に本店を構える洋菓子店、マールブランシュや宇治の抹茶が香るオリジナルラスクが好評な「嵐山らすく」など、多彩に並ぶ名店の逸品はおみやげにもピッタリ!

マールブランシュのチョコ専門店「加加阿365祇園店」の冷菓が、「京都北山 マールブランシュ嵐山店」でも味わえる。マンゴー&ホワイトチョコレートなど全6種の「加加阿アイスキャンディー」(各465円)は、カラフルで暑い夏には嬉しいひんやりスイーツだ!

嵐山レストランがプロデュースする「嵐山らすく 本店 Cafe」の「お濃茶ソフトクリーム」(500円)は、若芽を石うすでひいた宇治・白川産の抹茶をたっぷり使用。口いっぱいに広がる濃い香りが絶品!

■ <17:00>美肌効果のある天然温泉でほっこり

最後は、昇龍苑から7分で行ける嵐山温泉初となる日帰り温泉施設「京都 嵐山温泉 湯浴み処 風風の湯」で汗を流そう。22時まで利用できるため、観光帰りの癒しに最適だ。疲労回復や美肌効果のある、弱アルカリ性の単純温泉でほっこりできる内湯のほか、野趣あふれる露天風呂も嬉しい。思う存分リフレッシュして帰ろう!

【関西ウォーカー】