リオ五輪:7人制ラグビーの基礎知識

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2015年のワールドカップで「史上最大の番狂わせ」を起こし、日本中を熱狂の渦に巻き込んだラグビー日本代表。そのとき行われていたのは15人制のルールでした。今回リオオリンピックで採用されたルールは、「セブンズ」とも呼ばれる7人制のラグビーです。7人制は15人制とはどこが違うのか、今回の競技の見どころは何なのか、注目選手は誰なのか、という基礎知識を紹介します。

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■ どんな競技?

2016年のリオデジャネイロオリンピックから正式種目として競技される7人制ラグビー。15人制との違いなどは何なのでしょうか。

◎ 試合人数

試合に出場する人数は「7人制」の名の通り各チーム7人です。ワールドカップで男子が注目されましたが、オリンピックでは男女ともに行われます。

◎ 概要

プレーするフィールドの両端に設けられたゴールゾーンを目指し、1つのボールを用いて、それぞれのチームのゴールゾーンに向かわせないように守りつつ、相手ゴールゾーンにボールを持っていくことで得られる点を競うゴールスポーツです。7人のポジションは、3人の攻撃的役割を持つフォワードと、4人の守備的役割を持つバックスに大きく分けることができます。

◎ 7人制と15人制の違い

7人制と15人制で大きく違うところは時間です。15人制は前半40分、後半40分の計80分となります。対して7人制では前半7分、後半7分の計14分です。この時間の違いから、15人制と比べてかなりスピード感のある試合を楽しむことができます。決勝戦のみ前半10分、後半10分の試合時間で行われます。また、当然のことではありますが人数が違います。時間の短さと、フィールドは同じ広さでも人数が少ないということから起こる速い試合展開や、速いパスワーク、個人技が光るのもが7人制の魅力でもあります。

■ オリンピックの大会形式と見どころ

◎ グループリーグと決勝トーナメント

今回オリンピックに出場するのは、オリンピック前に行われた予選などによって絞られた男女それぞれ12か国です。どちらも4チームずつ3プールに分かれて総当たり戦を行い、各組上位2チームと、各3位の中で成績が良かった2チームの計8チームが準々決勝に進出します。準々決勝からはリーグ戦による総当たり戦からトーナメント方式になり、よりシビアな戦いになっていきます。

◎ 見どころ(男子)

男子の試合日程は8月9日〜11日です。日本男子代表が所属するプールCはニュージーランド、イギリス、ケニアと強豪揃いです。ニュージランドは言わずとしれたラグビー大国で優勝候補筆頭です。イギリスは2015年に行われたワールドカップの開催国で、ワールドカップの優勝経験もあるイングランドや、日本がワールドカップで唯一土をつけられたスコットランドも所属しています。ケニアは4月に行われたシンガポールセブンズで悲願の初優勝を遂げており、勢いがあります。この強豪揃いのグループリーグ戦で日本は勝ち抜くことができるのかが見どころですね。

■ 注目選手

◎ 男子の注目選手!

男子の注目選手は山田章仁選手、松井千士選手の2人です。山田章仁(あきひと)選手は福岡県出身で、パナソニックワイルドナイツで活躍する選手です。山田選手といえば2015年のワールドカップのサモア戦で見せた華麗なトライのゴールシーンが印象的ですよね。15人制よりも個人技が光る7人制で、より素晴らしいプレーを期待しましょう!もう1人は松本千士(ちひと)選手です。松本選手は大阪出身で、同志社大学に在籍しながらも日本代表に招集された若きエースです。50mを5秒台で駆け抜ける俊足で、得点を量産していって欲しいですね。東京オリンピックにも期待がかかる選手です。

■ オリンピックでもラグビーから目が離せない!

2015年のワールドカップに始まり、まだまだラグビーフィーバーは続いています。オリンピックもそうですし、2019年に開催されるラグビーワールドカップ日本大会と、今後もラグビーから目が離せません!

(image by amanaimages)
(著&編集:nanapi編集部)