ルノートゥインゴの細部に感じられるサンクの魂

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ヘリテージモデルを大切にするルノーならではのデザイン

2013年を最後に、ご無沙汰となっていたフランスのコンパクトカー、ルノー トゥインゴが登場した。伝承を大事にしているルノーだけに、新型トゥインゴはヴィンテージモデルのルノー 5(以下:サンク)をオマージュしているという。そこで実際に検証してみた。

2015年の東京モーターショーで多くの人に注目されていた車種がルノー トゥインゴ。簡単に振り返ると、初代トゥインゴは、1993年から販売されたフランスのコンパクトカー。シンプルで斬新なデザインが今でも色あせない。

その後、2007年に2代目モデルのトゥインゴが発売され、2013年まで販売されていた。モデルのバリーエーションも多く、通常モデルの他にスポーツモデルやゴルディーニモデルも登場された。

話を新型トゥインゴに戻そう。まずフロントは、初代ルノーサンクを現代風にオマージュしている。

サンクの角目2灯をモチーフにしながら丸み帯びたフロントヘッドライトは、一目でトゥインゴとわかる、アイコン的なデザインになっている。

トゥインゴは4ドアになったものの、真横から見ても窓ガラスの面積が広く前後の斜径もサンクを意識したように似たデザインとなっている。

リヤに回り込むと、サンクのなかでもっとも高性能なモデルであるサンクターボを意識したデザインとなっている。サンクターボのエアダクトをトゥインゴはリヤコンビランプとして上手く処理している。

ルノーがクラシックモデルを大切にし、そのデザインを現代に活かして誕生したトゥインゴは、見るだけでも楽しめる。単に斬新さを狙ったデザインではないところに深みがあり、いつまでも飽きのこないクルマとして愛されるのではないだろうか。ルノーの歴史を知るとトゥインゴをはじめとしたモデルがもっと楽しくめることは間違いない。