一昔前、ユースケ・サンタマリアがスーツ姿にリュックを背負うドラマがあったのを覚えているだろうか? 空前のスーツ×リュックのブームが訪れたが、その時はカチッとしたスーツに、スポーティなバッグというアンバランスさ、いわゆるハズしが受けて流行した。 

 昨今、再びリュックがビジネスマンの間で注目が集まっている。今度はハズしではなく、デキる男の証として、だ。名だたるハイブランドも軒並みリュックを手がけており、確固たる地位を確立しつつあるリュック。2016年版のビジネスリュックの選び方と、その利点を紐解いていこう。

■ビジネススタイルに合うエレガントな見た目が絶対条件

 リュックの起源は狩猟した獲物を担ぐために作られたのが最初で、その後、登山向けに改良されていった経緯がある。成り立ちからしてスポーティなアイテムであるので、見た目はとことんその要素を排除したエレガントな作りのものをビジネスには選びたい。

デキる男は、リュックを選ぶ。ビジネスリュックに再び注目が集まる理由とは。

 具体的に言えば、レザーや、目の細かい高級ナイロンを使用しているものがベター。レザーは確かに見た目がいいが、どうしても重量が出てしまうのと、雨に弱く手入れも必要だ。今の流れは、使い勝手と機能性の面から高級ナイロン製の方が人気が高い。実際、商品の展開も、高級ナイロンのリュックが増えてきている。

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 このような目の細かいナイロンであれば、スーツやジャケットの持つフォーマル感を損なうことなく、アクティブなイメージを足してくれる。ファッションでは、スポーツミックスが流行っているが、ただ単純にスポーツ要素を足せばいいわけではない。アイテムの特性を理解した上で、ビジネスにはビジネスにあった素材選びをして、スポーティさを足すことが肝要だ。もうひとつのポイントは、バックルにメタルパーツを使用している点だ。

デキる男は、リュックを選ぶ。ビジネスリュックに再び注目が集まる理由とは。

 機能的にはプラスチック製でも良いところを、あえてメタルにし見た目を重視したリュックを選びたい。メタルを多用せず、ワンポイントに使用しているものは、より高級感、つまりエレガントさを醸し出せる。

■必要なものが整理して収納できるのがデキるポイント

 ここ数年で一気に市民権を獲得したバッグにトートバックがある。ビジネスシーンでもよく見かけるようになった。トートの台頭は、ビジネスマンの荷物が増えたことが理由だ。ノートPCやタブレットがもはや必携となった現代のビジネスマンは、それらを入れる十分な容量と、肩にかけて持ち運べる利便性を求めてトートを選んだ。

 しかし、トートには大きな欠点がある。それは容量が大きすぎて中身の整理がつきにくいことだ。トートユーザーは、目的のアイテムが出せずもたついた経験が必ずあるだろう。その点、リュックにはたくさんのポケットが元から兼ね揃えられている。狩猟や登山というルーツがあるからこそ、容量があってもすぐに必要なものが取り出せるよう設計されているのだ。

デキる男は、リュックを選ぶ。ビジネスリュックに再び注目が集まる理由とは。

 PC、タブレット、スマホはもちろんのこと、財布、折りたたみ傘、手帳、ペンなど、ビジネスに必要不可欠なものを、整理して収納することができる。何より、それだけのアイテムを収納しても、背負えるので重さにより移動に支障をきたさないのが嬉しいところだ。外を歩き回るビジネスマンにこれほど、ぴったりなバッグはないだろう。

 今回、DIMEではリュックの人気急上昇を受け、上記に挙げたビジネスに必要な要素を詰めこんだリュックを開発した。発売日は6月16日。紳士服大手のはるやま商事とコラボし、ビジネスマンをサポートしてくれる逸品を作成したので、是非一度、全国の「はるやま」及び「P.S.FA」の店頭、もしくはWEBをチェックしてほしい。

■関連情報
はるやま商事 http://haruyama.jp/

文/加藤 敦