エゴを自制して、良い人生を送るために知っておくべき「24のこと」

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これは、「Thought Catalog」に掲載され話題になったもの。疲れやストレスで自分自身に対して“腐ってきたなあ”ーーなんていうふうに思ってきたら、ちょっと矯正してあげたほうがいいかも。以下、一部抜粋して紹介します。

世界的に評価の高いパフォーマンスアーティストのマリーナ・アブラモヴィッチは、こう語りました。

「自らが偉大であると確信し始めた時、私達は真に創造的になれる能力を失う」。

自己陶酔やエゴが大切な何かを破壊します。では、どうやったらそうならずに居られるのか。 根本的な答えはシンプルで、“エゴの存在を認識すること” にあるでしょう。

私は傲慢さや自己中心的な衝動と戦うための戦略を調査しました。これらは、冷静さやクリアな思考を維持して、創造的かつ謙虚であり続けることに役立つでしょう。

01.
“すでに知っている”、
そう思ったら何も学べない。 

と、古代ギリシアの哲学者エピクテトス。すべてわかったつもりになったとき、私たちの学習はストップします。

ほとんど知識のないテーマの本を手に取ってください。図書館や本屋の中を歩いてください。そして、いかに多くのことを知らないのか、自分に気付かせるのです。

02.
結果ではなく、
努力に集中する。

創造的な取り組みにおいて、あらゆるものはいずれこの手を離れていきます。そして、その後に起こることを、私たちは一切コントロールできません。

偉大なバスケットボールのコーチであるジョン・ウッデンのアドバイスを思い出してください。

「成功とは心の平穏である。それは、最高の自分になるために全力で努力をした自分を認めることで生じる、満足感の直接的な結果だ」。

重要なものに全力を尽くして集中してください。他者から与えられる報酬は、おまけにすぎません。

03.
選ぶのは、
情熱よりも目的。

情熱が燃え尽きてしまう一方で、目的がある人はより献身的で、価値ある方向性を把握しています。

映画『イントゥ・ザ・ワイルド』で、クリストファー・マッカンドレスが荒野へと旅立った時、情熱こそありましたが、その末路は幸せなものではありませんでした。

冷静な目的を手にしたほうが賢明です。

04.
無駄口をやめて、
仕事に取り組む。

俳優のマーロン・ブランドはかつてこう言いました。

「孤独感は大半の人々にとって恐ろしい体験だ」。

私たちはSNSで注目や承認を得ながら、おしゃべりを延々と続けており、あらゆる創造的な取り組みに必要な、困難でつらい仕事に立ち向かうリスクを回避しています。

もっと黙って仕事せねば。どんなに苦痛でも、先行きの見えない孤独感に立ち向かわねばならないのです。

05.
自惚れを捨てること。

評論家のシリル・コノリーはこう記しています。

「神々が破滅させようとする人々には、まずは有望な将来が与えられる」。

若いころの自惚れによって正しい道を踏み外してはなりません。

成し遂げた仕事の量ではなく、これから行う仕事の量を日々意識せねばなりません。謙虚さこそが自惚れの解毒剤であることを忘れないでください。

06.
ストーリーを期待するな。

現実の世界には、偉大なストーリーを語るナレーターなんて存在しません。

何らかの成功を手にした時、別の成功への道が人生というストーリーの次回として自然に発生すると思うかもしれません。それはあまりにも自信過剰になり過ぎています。

アマゾン社のジェフ・ベゾスCEOは、新聞や雑誌に何が書かれていようともこう自らに言い聞かせました。

“10億ドル規模の巨大企業が歩んできた歴史の中で、何かを突然ひらめく奇跡的な瞬間などなかった”。

今この瞬間に集中しましょう。

07.
自他ともに、
マネジメント法を知る。

デロリアンを開発した、ジョン・デロリアンは素晴らしい技術者でしたが、優れたマネジャーではありませんでした。あるエグゼクティブは彼のマネジメントスタイルを “まるで風船を追いかけているようだ”と評価しています。

彼は1つのことに集中できず、次々とプロジェトを立ち上げては廃止していました。単に賢さや才能が不足していた訳ではありません。

あらゆる物事の中心で細部にまで指示を出す傲慢なボスでいるのは愉快なことですが、それは企業が拡大・成功できる方法ではありません。それは、あなたが人間として成長できる方法でもありません。

08.
重要なものを知り、
それ以外はすべて遮断する。

哲学者セネカが 「ユーシミア」と呼んだものを追求してください。ユーシミアとは、他人に阻害されることなく自分の求めるものを知ることで生じる、心の平穏です。

私たちは、自分自身と率直に対話して、自らのプライオリティを理解することで、この状態に至ることができます。

他に必要なのは、プライオリティ以外のすべてものを拒むことと、それらを遮断するための方法を学ぶことです。まずは、あらゆるものを欲するエゴに別れを告げてください。

09.
評価や名声にこだわらない。

ビル・ベリチック氏は、スーパーボウルを4度制覇したニューイングランド・ペイトリオッツのヘッドコーチに就任する前、何の名声も得ずに上司のサポートや地味な仕事をすることで、NFLの階段を駆け上っていました。

何かを追求し始める時、私たちは短期的な満足感と引き換えに、長期的な報酬を得る努力をせねばなりません。すでに成功を収めた人々のもとで働き、あらゆるものを学んで、それらを吸収してください。名声なんて忘れるのです。

10.
自然に触れる。

物質的な成功ほど、私たちを自然から遠ざけるものはありません。外に出て、世界との絆を取り戻してください。他のあらゆるものと比べて、自分がどれほど小さいのかを悟ってください。

これは、フランスの哲学者ピエール・アドーが「オーシアニック・フィーリング」と呼んだ体験です。セコイアの大木の下や、崖の先や、波打つ海の隣に、エゴなんて存在しません。

11.
死んだ時間ではなく、
生きた時間を選ぶ。

作家ロバート・グリーンによると、私たちの人生には2種類の時間があります。

人々が消極的で受動的になる「死んだ時間」と、あらゆる時間を活用して学習と行動を続ける「生きた時間」です。

停滞期にある時、エゴは死んだ時間を選択します。代わりに、“生きた時間” を選択するのです。

12.
幻聴をかき消せ。

小説家アン・ラモットは、私たちが頭の中で再生する声の危険性を知っています。それは、自我の拡大し、自分の特別さをささやく声です。

自分がどれほどオープンで才能に恵まれた、優秀で博学な人物なのかや、どれほど人から誤解され謙虚に生きているのかを延々と語り続けます。

それらは、あなたがたった今耳にしている声かもしれません。勇気をもってその幻聴を切り裂き、どんなに不快でも、リアルな現実を受け入れてください。

13.
支配欲を捨てる。

すべてをコントロールして、どんなに小さなことでも管理しようとする有害な欲求は、通常、成功とともに生じます。たとえばこんなふうに。

“たとえ些細なことでも、あらゆるものを私のやり方で行わねばならない…”。

これに対する解決策は単純です。賢い人々は自らの力や影響力の限界を定期的に自覚せねばならないのです。シンプルですが、簡単なことではないでしょう。

14.
自分よりも、
使命と目的を優先する

マーシャル計画でノーベル賞を授与されたジョージ・マーシャルは、第2次世界大戦中、重要な作戦の指揮権を事実上与えられていました。しかし、彼はルーズベルト大統領にこう述べたのです。

「決断はあなた次第です、大統領。私の個人的な願望は、この件とは関係ありません」。

この発言によって、アイゼンハワーが上陸計画を指揮し、結果を残すこととなりました。マーシャルは自分よりも、使命と目的を優先したのです。これは、私たちが自分に言い聞かせねばならない、無私無欲の行いです。

15.
トラブルに直面しても、
決して焦らない。

自らが招いた深刻な問題によって混乱状態に陥った友人に対して、銀行家のアレキサンダー・ハミルトンは手紙の中でこう伝えました。

「不屈の精神と自尊心をもって行動しなさい。解決を望めないと思うなら、現状を悪化させるのはやめなさい。立ち止まる勇気を持つのです」。

ダメージを受けた時、私たちのエゴは大声で叫んで、じたばたと暴れまわります。そして、問題から抜け出すために何でもしてしまうでしょう。しかし、事態を悪化させてはなりません。悪い方向に進み続けるのはやめてください。代わりに、計画を立てるのです。

16.
特権、称賛、お金、成功に、
惑わされないこと。

成功、お金、権力は有害なものとなる場合があります。そのような時に必要なのは、冷静さと、欲望に打ち勝つ力です。パワフルな女性であるアンゲラ・メルケルの振る舞いに注目してください。

地位に酔いしれることなく、彼女は率直かつ謙虚です。“気取らないことこそ、メルケルの重要な武器である”とも述べられています。自分のイメージに対する執着や、自己陶酔をやめましょう。

17.
愛を選ぶこと。

キング牧師は、「憎しみとは人生の中核や最良のものを蝕む酸のようなものだ」と考えていました。立ち止まって自問してください。

憎しみや攻撃が、誰かや何かの助けになったことがあったでしょうか?憎しみに蝕まれないでください。代わりに、愛を選ぶのです。そして、どんなに気分が楽になったか確かめてください。

18.
技術を極める。

何らかの技術を追求している時、上達するにつれて、自分がより謙虚になっていることに気付きます。

あなたは学習できる何かがつねに存在することを知っており、あなたが追い求める素晴らしいキャリアや技術は、自然とあなたを謙虚な気持ちにさせていきます。そういう道を選んだ時、のぼせ上がることや傲慢になることは難しくなります。

19.
心にスコアカードを持とう。

勝利を収めたからといって、あなたがそれに値する人間だとは限りません。私たちには、他者からの承認や、成功の物理的なしるしを忘れる必要があります。

ウォーレン・バフェットは、ものではなく、心の中にスコアカードを持つようにアドバイスしています。あなたのポテンシャルや、あなたにできる最高のことこそ、あなた自身を測る基準となるのです。

20.
寄生虫に注意。

政治顧問として、最も高い立場から破壊的な寄生虫を目撃したローマ帝国の政治家セネカはこう記しています。

「偽の恐怖に陥った人物は、本当の恐怖に直面する」。

エゴによって、あらゆる人々から狙われていると思い込むと、あなたは脆弱に見えますし、周囲の人々は本当にあなたを利用しようとするでしょう。強く、自信を持ち、寛大でいてください。

21.
いつでも学習。

あなたよりも博学な人々と同じ部屋に入り、周囲を観察して、学んでください。それは、心の最も奥底にある想定が揺らいだ時に感じる、おぼつかない気持ちや、防御的な姿勢を生じさせるでしょう。これを意図的に行ってください。

そして、謙虚になるのです。この様子を表す、物理学者ジョン・ホイーラーの言葉を思い出してください。

「我々の知識の島が成長するにつれ、無知の海岸も拡大する」。

22.
他人を見下す人物は、
自分自身を貶める。

エゴは、他者からの軽視と侮辱や、不当な待遇に敏感です。しかし、それらに反応するのは時間の無駄。

元奴隷の政治家フレデリック・ダグラスが、黒人であるという理由から貨物車両に乗るように求められたとき、ある人物が彼のもとに駆け寄りその待遇に対して謝罪しました。すると、フレデリックはこう応えたのです。

「彼らはフレデリック・ダグラスを貶めることはできない。何者も、私の中の魂をさげすむことはできないのだ。この待遇によって見下されるのは、私ではなく、私にこれを強いている人物たちである」。

23.
イメージではなく、
高い目標に集中する。

20世紀最高の戦略家の1人であるパイロットのジョン・ボイドは、若く有望な信奉者達によくこう尋ねていました。

「何かであることと、何かを行うこと。君なら、どちらの道を進む?」。

これはつまり、成功イメージの虜になることを選ぶのか、それとも、目的に集中するのかという意味です。肩書、信奉者の数、給料の額に執着するのか、それとも、リアルな本物の業績にこだわるのか。皆さんは知っているはずです。

24.
結果ではなく、
努力を重視する。

え、2度目ですよって?これは重要なことですから、もう一度紹介しましょう。

自分の外で発生する結果ではなく、自ら生み出す努力のみをコントロールすることを受け入れれば、あなたはエゴを征服できます。

あらゆる仕事は、ある時点で私たちの手から離れます。エゴはすべてのものをコントロールしたがりますが、他の人々や彼らの反応を支配できやしません。

努力に集中して、結果は他者に預けてください。ゲーテの言葉を思い出すのです。

「能動的な人にとって重要なのは、正しいことを行うことだ。その正しいことが自分の手から離れていくかどうかは、彼らにとって問題ではない」。

Originally published at Thought Catalog.
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