8日、在日中国人が日本社会に触れ、生活がより多様化することを目的とした商品展示会が9月4日に東京国際フォーラムで開催されることが分かった。展示会は一般社団法人・美ママ協会が主催したもので、育児、美容、飲食などさまざまな業界の企業が参加する予定。

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2016年8月8日、在日中国人が日本社会に触れ、生活がより多様化することを目的とした商品展示会が9月4日に東京国際フォーラムで開催されることが分かった。展示会は一般社団法人・美ママ協会が主催したもので、育児、美容、飲食などさまざまな業界の企業が参加する予定。

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日本の厚生労働省が発表した最新資料によると、日本で働く中国人は2015年10月末時点で32万2000人まで増え、国別で最多の35.5%を占めている。在日中国人のうち、留学生として来日し日本で就職、結婚するのが一般的で、彼らの生活は中国にいる時に比べると人との付き合いが狭くなる傾向にある。特に女性の場合は、家事や育児などにより外部との接点がますます減り、悩みを相談する相手すらいない人も珍しくない。

同協会の創立者である李佳霖(リー・カリン)さんも同じような経験を持っている1人。1980年代後半に中国大連に生まれ、現在2人の娘がいる。高校時代に「東京ラブストーリー」などの日本ドラマを見たことがきっかけで日本留学を決意し、99年来日した。その後日本語学校を経て大学・大学院へ進学した。卒業後は経営やメディアの知識を生かし広告会社に就職。子どもが生まれた後は育児に専念し、職場復帰後は仕事と育児を両立しながら「働くママ」としてキャリアを積んできた。「育児について私の親の世代との考え方の違いは多く、かなり苦労した」と自身の経験を語っており、こうした悩みを抱える中国人ママさんのサポートとなる組織が欲しいと考え、2012年に美ママ協会を立ち上げたという。

同協会では、友だち作りや育児情報の交換、ママさんがもっと輝けるような勉強会やイベントを毎月開催している。さらに、日本のライフスタイルや優れた日本製品を厳選して中国本土へ発信しており、これまでに東京と上海では計65回のイベントを開催している。来月4日の商品展示会では関連商品が展示されるだけでなく、ゲストの講演会も開催するなど、参加者との交流イベントも予定している。(編集/内山)