日本人の常識?お盆のお供え物マナー/のし紙やお菓子、どうしたら?

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お盆の期間は地方によってさまざまですが、一般的に8月13日から16日までを「盆」といいます。この時期、家族そろってのお墓参りや帰省時の実家、嫁ぎ先へのお盆のお供えの用意など大変です。今回は知って損はしないお盆のお供え物の基本マナーをお話しします。
お供えの相場や品物は?
だいたい3,000円から5,000円程度のもの。おススメはクッキーやおせんべいなどの日持ちのするお菓子が無難でしょう。果物やお花、お線香やろうそくも一般的です。気をつけることは購入する時に必ず「のし紙」「掛け紙」をつけてもらいます。(関東地方は「黒白」関西地方は「黄白」の「結びきり」の水引)表書きは「御供」か「御供物」です。

包装紙に包んだままお供えしていませんか?
いただいたお供えをとりあえずお供えをするのではなく、ご先祖さまにもちょっとした気遣いが大切。お供えしたらそのまま放置せずに、下げることを忘れないで下さいね。

お供えをする3つの心得
,菓子など箱入りのもの

プリンや羊かんなどは、箱から出したら、そのままお供えできますが、クッキーやおせんべいなどは、小袋にとってすぐに食べられるように。

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果物

ぶどう等は、洗って小鉢に入れる。なしやりんごなどは、皮をむいて食べられるように。

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ソーメンなどの乾麺

必ず茹でて、おつゆもつけること。もちろんお箸も添えましょう。
帰省できない場合はどうする?
持参する時と同じような品物を送ります。帰らないのだから「何もしない」なんて思っていませんよね。そして必ず電話をかけて近況報告や両親の体調を伺う気遣いを忘れないように。

知って得する五供(ごく)について
宗派は違っても、仏壇に明かりを灯し、線香を上げ、花や供物を添えることは供養の基本です。一般的に五供(ごく)と言われています。

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●香(こう)

→悟りの世界に至るための修行道。ご先祖さまに香りを感じてもらいます。法事のときは抹香を使いますが、普段は長持ちする線香を使います。

※口で息を吹きかけて消さないで、手か火消し用のウチワで消すように気をつけて。

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●花

→仏さまの世界をさらに高めます。故人の好きだった花や庭の花や野の花でも喜んでもらえると思う花をお供えしましょう。

※お花が枯れないように水替えを忘れずに。

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●灯燭(とうしょく)

→ともしびのこと。仏前を明るく照らし、その明るさが仏さまの知恵の象徴と、ゆっくりと燃えながら、いつしか燃え尽くす様子が、人生の無常を表していると言われます。線香をつける役目もあり、おまいりする時は、必ずロウソクをつけます。

※ロウソクを消すときには、息を吹きかけて消さないこと。人間の息は不浄とされ、仏さまに失礼であるとされています。

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●浄水(じょうすい)

→清浄な水を供えることによって、おまいりする人の心を洗う意味があります。毎日新鮮な水(水道水でOK)をお供えします。

※浄土真宗では、供えません。

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●飲食(おんじき)

→毎日家族が食べるものと同じものを家族の食事の前にお供えする仏前と故人の命日や法事のときにお供えする霊供膳(りょうぐぜん)があります。霊供膳は、一汁三菜の精進料理ですから、魚や肉などの生臭いものは、避けます。

※必ず食べられる状態でお供えします。あまり長い時間お供えしっぱなしにしないで、下げるように。

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いかがでした?知って損はしないお盆のお供え物の基本マナー、しっかりと身につけておけば安心です。

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文/中山みゆき

〈冠婚葬祭アドバイザー。関西在住。「マナーの基本は“相手への思いやり”。相手に不快感を与えない、自分がされて嫌なことは相手にしないということが大事。“思いやり”の心を大切にした情報を皆さんに発信します!」〉

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