新米ママ必見!新生児がかかりやすい3つの病気

写真拡大

ママのお腹から生まれて1カ月までの赤ちゃんは、「新生児」と呼ばれます。この時期の赤ちゃんは、お腹の中でたくさんの免疫をもらっているので、大きな病気になることは、ほとんどないといいます。しかし、油断は禁物。新生児特有の病気が3つあるということをご存知でしょうか?

●新生児黄疸

多くの新生児に見られる、「新生児黄疸(しんせいじおうだん)」。症状は、肌や白目が黄色みがかって見えるということ。

赤ちゃんは、赤血球が多い状態で生まれてきます。胎内とは違い、生まれた後は、肺呼吸に切り替わりますよね。その時、赤血球の分解が活発になるそう。赤血球の分解をする時には、「ビリルビン」という黄色の色素が出るため、肌や白目が黄色く見えると言われています。

新生児のおよそ9割に見られる症状で、生後10日くらいで落ち着くことがほとんどです。それ以降も症状が続く場合は、母乳が原因の「母乳性黄疸」、ママとの血液型の違いによる「新生児溶血性黄疸」の可能性あり。

また、「核黄疸」や「胆道閉鎖症」という病気からくる黄疸もあるので、その場合は、治療が必要になります。

●新生児メレナ

吐血や血便などの症状が見られる「新生児メレナ」。新生児期に起こる、消化管の出血が原因です。予防法が確立されているので、国内での発症は年間で十数件と言われています。

おもに、ビタミンKの不足が原因。胎盤は、ビタミンKを通しにくい性質があり、生まれたばかりの赤ちゃんのほとんどは、ビタミンKが不足した状態で生まれてくるそうです。母乳に沁み出たママの血や肛門が切れたことによる出血など、似たような症状がある場合もありますが、これは「仮性メレナ」と呼ばれるもの。治療の必要はありません。

とはいえ、場合によっては、手術や治療が必要になることもあるので、日ごろから嘔吐物や排泄物の確認はしておくと安心かもしれませんね。

●胃食道逆流症

胃の中のものや胃酸が食堂に逆流してしまう「胃食道逆流症」。食道が炎症を起こし、お腹の張りや胃もたれ、胸やけなどの症状を引き起こします。

とくに、生後7カ月くらいまでの子どもに多いものだそう。発育不全の原因になる、「哺乳障害」や「神経過敏」、「気管支炎」などの合併症を引き起こす可能性も。

授乳時に、子どもを横抱きしたり、授乳後すぐに泣かせたりすると、逆流しやすくなります。ゲップを多めにさせる、ミルクにとろみをつける、授乳の体勢を変えるなど、ちょっとの工夫でも予防効果が期待できそう。ミルクを吐き出すと、ママが慌ててしまいがちですが、冷静に、適切に対処することが大切ですよ。

子どもに何かあったら、心配なのはみんな同じ。とくに生まれたばかりの赤ちゃんに対しては、敏感になってしまいますよね。しかしまずは、知ることから。基本的な知識を身につけておけば、いざという時にきっと役立つはずですよ。

(文・明日陽樹/考務店)